レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/03/31
- 登録日時
- 2012/12/29 02:10
- 更新日時
- 2013/05/08 16:31
- 管理番号
- 福参-0789
- 質問
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「石見銀山」と「石見銀山ねずみ取り」の石見銀山は同じものか。
- 回答
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下記資料を提供するが、利用者が納得する回答とはならなかった。
・『日本国語大辞典』 第2巻 小学館 2001 P34
【石見銀山鼠取薬】「石見銀山(島根県)で副産物として産出する砒石(ひせき)で作った殺鼠剤。」とある。
・『広辞苑』岩波書店 2008 P215
【石見銀山】「島根県津和野の笹々谷鉱山(石見銀山領)産出の砒石(ひせき)で製した殺鼠剤。」とある。
・『石見銀山遺跡関連講座・シンポジウム記録集 平成22年度』 島根県教育委員会(文化財課世界遺産室) 2011
石見銀山関連講座2 「鉱山遺跡『笹ヶ谷』をさぐる」
P41 笹ヶ谷銅山の製品「白目」について→「もう一つは殺鼠剤の原料である亜ヒ酸をつくっています。」 とある。
P45 会場からの質問 殺鼠剤について→「殺鼠剤、砒素などをどのように生産がされて流通したのかというのは、今のところわからない」「研究がおよんでいない」とある。
- 回答プロセス
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島根県に関する下記資料を調査するが、回答へつながる情報を見つけることは出来なかった。
・『島根県大百科事典』 上巻・下巻 山陰中央新報社 1982
・『しまね図鑑』藤岡大拙:総監修 島根県広報協会 2000
・『角川日本地名大辞典』 32 角川書店 1979
・『島根県の歴史』松尾寿:著、田中義昭:著 山川出版社 2005
・『図説島根県の歴史』内藤正中:責任編集 河出書房新社 1997
・『島根県の歴史』内藤正中:著 山川出版社 1977
・『津和野藩』沖本 常吉:著 津和野歴史シリーズ刊行会 1968
・『日本鉱業史料集』第16期明治篇後下 白亜書房 1993
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 1 日本国語大辞典 第2巻 小学館国語辞典編集部?編集 小学館 2001.2 813/1R/96-2 34
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2 広辞苑 新村/出?編 岩波書店 2008.1 813/1R/10 215 -
3 石見銀山遺跡関連講座・シンポジウム記録集 平成22年度 島根県教育委員会(文化財課世界遺産室) 2011.3 562/1 41、45 -
1 島根県大百科事典 上巻 島根県大百科事典編集委員会?企画・編集 山陰中央新報社 1982 291/73R/9 -
2 島根県大百科事典 下巻 島根県大百科事典編集委員会?企画・編集 山陰中央新報社 1982 291/73R/9 -
3 しまね図鑑 藤岡/大拙?総監修 島根県広報協会 2000.3 291/73R/13 -
4 角川日本地名大辞典 32 「角川日本地名大辞典」編纂委員会?編 角川書店 1979.7 291/03R/20-32 -
5 島根県の歴史 松尾/寿?著 田中/義昭?著 山川出版社 2005.4 217/3/30 -
6 図説島根県の歴史 内藤/正中?責任編集 河出書房新社 1997.7 217/3/19 -
7 島根県の歴史 内藤/正中?著 山川出版社 1977 217/3/3 -
8 津和野藩 沖本 常吉∥著 津和野歴史シリーズ刊行会 1968 217/3/S8 -
9 日本鉱業史料集 第16期明治篇後下 日本鉱業史料集刊行委員会?編 白亜書房 1993 560/921/S15-16
- キーワード
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- 笹ヶ谷鉱山 笹ヶ谷銅山 津和野 猫いらず 堀家文書 殺鼠剤 石見銀山猫いらず 白目
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000117746