レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010/12/21
- 登録日時
- 2012/09/30 02:00
- 更新日時
- 2012/10/10 13:01
- 管理番号
- 6000002681
- 質問
-
解決
風や波や雨など、お芝居の時の効果音の作り方が知りたい。たとえば、波の音は箱に小豆を入れてゆらすなど、どういう材料を使ってどういう音ができるかということを、子どもに説明したい。
- 回答
-
子ども向けに書かれた本・大人向けに書かれた本を合わせ、下記の資料をご紹介した。
- 回答プロセス
-
市内全館の75(工作)76(音楽)77(演劇)の書架を探し、内容を確認。
『市川染五郎の歌舞伎』(岩崎書店)p17に、歌舞伎で使う楽器の紹介があり、雨の音を出す雨車(あめぐるま)と波の音を出す波ざるのイラストが載っているが、音の出し方の説明はなし。
『音をつくってあそぼう』(草土文化)p58にベルトなどで鞭の音を出す方法、p62におわんと木の箱で馬の走る音を出す方法があり。
『日本の伝統芸能3 日本の音と楽器』(小峰書店)p51に、ボール紙の筒と釘、小石などで雨の音を出すレインスティックの作り方があり。
『シリーズ舞台うらおもて 歌舞伎』(大月書店)p7に歌舞伎の大太鼓で表す雪・川・風・波の音のたたき方があり。
また、大人向けの資料には、以下のようなものがあった。
『舞台効果の仕事』(未来社)p132-138に、雨の音(流し雨)、雷の音(鐡板)、波の音(波ざる)、馬の足音、蛙の声、小鳥・虫の鳴き声、風の音(風車)、鐘の音、汽笛の音の出し方があり。
『学校演劇の舞台美術』(晩成書房)p150「擬音のくふう」に、風・雨(雨団扇)・雷・波の音、馬の足音、牛・カエル・小鳥の鳴き声(特にうぐいす・ふくろう・にわとり)、蝉・こおろぎ・きりぎりすの鳴き声、汽車・舟の櫓・蒸気船の音の出し方があり。
『学校演劇大事典』(東陽出版)p72-83には、上記以外にも様々な擬音の出し方があり。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
-
- 『市川染五郎の歌舞伎』小野 幸恵/著(岩崎書店)
- 『音をつくってあそぼう』繁下 和雄/作(草土文化)
- 『日本の伝統芸能 8』高橋 秀雄/監修(小峰書店)
- 『舞台効果の仕事』園田 芳龍/著(未来社)
- 『学校演劇の舞台美術』滝口 二郎/著(晩成書房)
- 『歌舞伎』ふじた あさや/文(大月書店)
- 『完全図解学級演劇大事典』東陽出版株式会社編集部/編著(東陽出版)
- キーワード
-
- 効果音
- 演劇
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000111952