レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20120426
- 登録日時
- 2012/07/19 02:01
- 更新日時
- 2012/09/18 16:10
- 管理番号
- E120410164836
- 質問
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解決
第2次世界大戦末期、桃山村(現 和歌山県紀の川市桃山町)に旧日本陸軍が建設した「安楽川飛行場」が、AMS(旧米国陸軍地図局)作成の戦時中の地図に記載されているか確認をお願いします。
- 回答
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お問い合わせの件について回答します。【 】内は当館請求記号です。
『角川日本地名大辞典 30 (和歌山県) 』(角川書店 1985.7. 【GB11-38】)の桃山町の項の「近現代」(p.1283)には、
「...同[明治]22年市制町村制の施行により安楽川村(段新田・段・神田・最上・元・市場の6か村)・奥安楽川村(善田・大原・黒川・野田原・脇谷の5か村)・細野村(根来窪・峯・細野中畑・垣内の4か村と現美里村の3か村)が成立し、調月村は1村で存続。昭和28年安楽川村に町制施行。同31年安楽川町・奥安楽川村・調月村が合併して桃山町となる。...」
とあり([ ]内は当館補記)、戦時中の桃山村の存在は確認できませんでした。
当館で所蔵している安楽川村、奥安楽川村、調月村を含むAMS(旧米国陸軍地図局(U.S. Army Map Service))作成の戦時中の資料1には、「安楽川飛行場」等、「飛行場」の表記は見当たりませんでした。
資料1
Kokawa [cartographic material]. Ed. 1-AMS 1. Scale 1:50,000 ; transverse Mercator proj. Washington, D.C. : Army Map Service, 1944. 1 map : 51 x 61 cm.
(AMS ; L775 Southern Honshu, sheet 5149 1) 【YG715-866】
※1937年の日本の地形図を複製し地名をローマ字で併記した地図です。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000108690