レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/05/04
- 登録日時
- 2012/06/16 02:00
- 更新日時
- 2012/07/13 15:38
- 管理番号
- 6000007902
- 質問
-
解決
赤穂四十七士の一人に赤垣源蔵という人物がいるが、この人物についてわかる資料はあるか。
- 回答
-
赤埴源蔵重賢(あかばねげんぞうしげかた)が該当(浪曲等では「赤垣」とも)。この人物についてのみ扱った資料は発見できなかったが、『忠臣蔵四十七義士全名鑑』『忠臣蔵銘々伝』などで、赤埴源蔵の人物について見ることができる。
- 回答プロセス
-
『国史大事典1 あ-い』(吉川弘文館)で「あかがき」を調べるが、該当の人物はなし。「あこうじけん」を見ると、赤穂四十七士一覧に「赤埴源蔵重賢」の名があり。利用者に確認したところ、「あかばねげんぞうしげかた」で、同一人物とのこと。
『朝日日本歴史人物事典』(朝日新聞社)で「あかばね」を見ると、「赤埴源蔵」の名と略歴が載っていた。姓を「赤垣」とする説もあるとあり。
「あかがきげんぞう」「あかばねげんぞう」で所蔵資料を検索するが、役に立ちそうな資料はなし。さらに21(日本史)の所蔵資料を「忠臣蔵」で検索し、取り寄せて内容を確認した。
『忠臣蔵四十七義士全名鑑』(小池書院)『物語と史蹟をたずねて 忠臣蔵銘々伝』(成美堂出版)が、それぞれの義士について詳しいほか、『忠臣蔵夜咄』(角川書店)『堂々日本史別巻 堂々忠臣蔵』(KTC中央出版)の「義士銘々伝」などに、四十七士の人物像の簡単な解説があり、赤埴源蔵も載っている。また『歴史群像シリーズ57 元禄赤穂事件』(学研)には四十七士の肖像の折り込み付録があり、『忠臣蔵 時代を動かした男たち』(神戸新聞総合出版センター)の「四十七義士一覧」には家紋と雅号、「仮名手本忠臣蔵」での役名、辞世等が載っている。
- 事前調査事項
-
赤垣源蔵の登場する浪曲については知っている。また『定本・忠臣蔵四十七人集』(双葉社)という、四十七士それぞれを題材にしたアンソロジーを読んでいるところである。
- NDC
-
- 日本史 (210 9版)
- 個人伝記 (289)
- 参考資料
-
- 『国史大辞典』1 国史大辞典編集委員会/編 (吉川弘文館)
- 『朝日日本歴史人物事典』朝日新聞社/編 (朝日新聞社)
- 『忠臣蔵四十七義士全名鑑』中央義士会/監修 (小池書院)
- 『忠臣蔵銘々伝』尾崎 秀樹/監修 (成美堂出版)
- 『忠臣蔵夜咄』池宮 彰一郎/著 (角川書店)
- 『堂々日本史別巻』NHK取材班/編 (KTC中央出版)
- 『忠臣蔵』飯尾 精/著 (神戸新聞総合出版センター)
- 『元禄赤穂事件』 (学習研究社)
- キーワード
-
- 赤埴源蔵重賢(アカバネゲンゾウシゲカタ)
- 赤垣源蔵(アカガキゲンゾウ)
- 忠臣蔵
- 赤穂浪士
- 四十七士
- 歴史
- 伝記
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000107302