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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000103757
提供館
(Library)
沖縄県立図書館 (2110045)管理番号
(Control number)
1000000570
事例作成日
(Creation date)
2012/03/12登録日時
(Registration date)
2012年03月17日 02時00分更新日時
(Last update)
2012年03月17日 02時00分
質問
(Question)
宮古の①長井の里、②あこうぎの嶽と倭寇との関わりについての資料があるか。
回答
(Answer)
下記の資料を提供する。

『平良市 第9巻』(平良市史編さん委員会、平良市教育委員会、1994年)
 p193 「ナカイ里御嶽」の項に、①の「長井の里」についての記述あり。
 所在地は「平良市字松原」となっている。「仲(長)井の里の伝承ー炭焼き太郎説話、寄木の主(炭焼き太郎と同じ形式)いづれも、サティの祭主の由来と結びつかない。」とあり、倭寇に関する記述はない。
 p252 「アコウギー御嶽」の項に、②の「あこうぎの嶽」についての記述あり。
 所在地は「平良市字西仲宗根」であり、「中央に一本のアコウの大木がたっている。・・・伝承によると、王府時代に宮古の役人が役目で唐に渡ったおり、薬草を持ち帰り広めた。それによって人びとは大いに助かり、役人を祭神として、この嶽を仕立てたという。」とある。倭寇についての記述はない。 

『野崎邑歴史と暮らし』(松原信勝、みえばし印刷・出版部、2001年)
 p75-79 「28 ナカイ里のパナス(話)」
 p194 「ナカイ里御嶽」の項あり。

『宮古島与那覇邑誌』(上地盛光、新星図書、1974年)
 「御嶽の由来」、「伝説・民俗及び歴史」の項で倭寇の侵入について語られているが、長井の里とあこうぎ嶽についての記述はない。

『宮古島旧記並史歌集解』(稲村 賢敷、琉球文教図書、1962年)
 p4 「3 西銘嘉播の親、長井の里の真氏を娶る事」の項あり。

『琉球諸島における倭寇史跡の研究』(稲村賢敷、吉川弘文館、1957年)
 p51-285 「第2編 宮古諸島にある倭寇史跡」の項に、上比屋山、宮國村付近、川満村付近、保良元島付近における倭寇の活動について書かれている。
 p244 「第15章 童名の研究」の項で、「童名『がーら』は倭寇の子孫である。」と述べている。

『宮古島庶民史』(稲村賢敷、三一書房、1972年)
 p90-97 「5 海獣伝説」の項に、野崎村長井の里の伝説についての記載あり。
 p259 「1 三頭政治と氏族の繁栄 がーら」の項に、「『がーら』というのは日本人倭寇のことで、彼等を一般に『がーら』と称した。これは支那で倭人のことを甲螺人と称し頭領の訛音であると言われている。」との記述あり。
 目黒盛豊見親、仲宗根豊見親、与那覇原軍団についても全編を通して記載されている。
 
『宮古歴史物語』(川満信一、沖縄タイムス社、2004年)
 全編を通して目黒盛豊見親、仲宗根豊見親について記述あり。
 p112 目黒盛豊見親と敵対した与那覇原軍団を倭寇とする見解が記されている。

『琉球歴史の謎とロマン その3』(亀島靖、沖縄教販、2004年)
 p153 「与那覇原軍の登場」の項に、「14世紀の後半、…現在の平良市の東部に与那覇原軍と呼ばれる強力な軍団が、降って湧いたかのように出現します。首領、佐多大人に率いられるこの一団は、1千名の兵で構成され、進軍する途中の城や各集落を攻略し、島民を惨殺する凶暴な軍団だったと伝えられています。農耕の担い手である農民を殺害する所を見ると、島外からの渡来者集団とも想像できます。同じ頃、東シナ海を跳梁する3千名の軍団、倭寇の存在をも感じさせます。」と記述されており、与那覇原軍と倭寇の繋がりを匂わせている。

いずれの資料でも、倭寇の襲来との関連を明確に記述しているものはない。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC 
参考資料
(Reference materials)
1 平良市史 第9巻 平良市史編さん委員会∥編 平良市教育委員会 1994.3 K24/H67/9 p193、p252

2 野崎邑歴史と暮らし 松原 信勝∥著 みえばし印刷・出版部 2001.9 K24/MA73 p75、p194

3 宮古島与那覇邑誌 上地 盛光∥著 新星図書 1974.6 K24/U31

4 宮古島旧記並史歌集解 稲村 賢敷∥編著 琉球文教図書 1962.12 K24/I53 p4

5 琉球諸島における倭寇史跡の研究 稲村 賢敷∥著 吉川弘文館 1957.9 K204/I53 p51、p244

6 宮古島庶民史 稲村 賢敷∥著 三一書房 1972.8 K24/I53 p90、p259

7 宮古歴史物語 川満/信一∥著 沖縄タイムス社 2004.6 K24/KA95

8 琉球歴史の謎とロマン その3 亀島 靖∥著 沖縄教販 2004.10 K201/KA35/3 p153
キーワード
(Keywords)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
当館所蔵調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
登録番号
(Registration number)
1000103757解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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