レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/03/31
- 登録日時
- 2011/04/23 02:00
- 更新日時
- 2011/05/23 13:48
- 管理番号
- 1000000335
- 質問
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解決
「沖縄県工業指導所」(かすり、藍染)の戦前の資料があるか。
所長は外間正吉かアダニヤセイリョウだった。
- 回答
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『沖縄大百科事典 上 ア~ク』(沖縄タイムス社、1983年)
p472 「沖縄工業指導所」の項。伝統産業の振興機関。1927年(昭和2)県庁内発足、1932年初代所長として安谷屋正量が赴任、1944年10・10空襲後終止符を打った、とある。
p60 「安谷屋正量 あだにやせいりょう」の項に写真、略歴あり。県工芸指導所所長との記述がある。
『沖縄県史研究紀要 第3号』(沖縄県教育委員会、1997年)
p11~16 「喜久里教達氏新聞切抜資料にみる沖縄の染織技術」(小野まさ子 著)収録。昭和8年に新聞に掲載された記事「染色の変遷(一)~(三)」(光安源次郎 著)が紹介されている。光安氏は当時の工業指導所技師であり、記事から工業指導所の染色技術に関連する業務内容を知ることができる。
上記資料の参考文献である下記資料を確認。
『工芸指導所20年のあゆみ』(沖縄県工芸指導所、1996年)
p1~8 「第1章 工芸指導所の前身」の「第1節 戦前の『沖縄縣工業指導所』」の項に工業指導所の概略が掲載されている。安谷屋氏の所長着任も記されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 1 沖縄大百科事典 上 ア~ク 沖縄大百科事典刊行事務局∥編 沖縄タイムス社 1983.5 K03/O52/1 472、60
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2 沖縄県史研究紀要 第3号 沖縄県文化振興会公文書館管理部史料編集室∥編 沖縄県教育委員会 1997.3 K200.5/O52/3 11-16 -
3 工芸指導所20年のあゆみ 沖縄県工芸指導所∥編 沖縄県工芸指導所 1996.3 K75/O52/ 1-8
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 当館所蔵調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000085308