レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009/03/19
- 登録日時
- 2010/06/18 02:00
- 更新日時
- 2017/01/19 10:31
- 管理番号
- 広県図20100018
- 質問
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解決
手島益雄(明治6(1873)-?)は『広島県先賢伝』の序文により,昭和18(1943)年71歳まで存命であることは確認済みだが,没年を知りたい。
- 回答
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参考文献を調査したが,没年不明。
(追記:2017年1月19日)
『中国新聞』昭和21年3月10日2面(安芸版)に掲載の死亡広告により,昭和21年2月28日に亡くなったことが確認できた。
(追記:2015年7月29日)
国立国会図書館から,次の情報が寄せられた。
官報. 1947年03月20日 p.133 下段
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2962567/3
手島益雄は昭和22年2月13日付で弁護士を死亡取消となっています。
死亡日はこの日であると断定はできませんが、1947没としてしまって問題ないかもしれません。
手島益雄には「新聞記者より弁護士になる迄」という著作もあり、人物は同定でいいと思います。
『新聞記者より弁護士になる迄』(手島益雄著,東京芸備社,1935)は,当館には所蔵がないが,国立国会図書館デジタルコレクションの図書館向けデジタル化資料送信サービスにより閲覧できる。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289 9版)
- 参考資料
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- (1)『新修広島市史 第4巻』広島市/編 広島市 1958. (p.558 芸備之友 「芸備之友は明治四十四年二月東京における芸備之友社から発刊されて以来昭和十九年五月に廃刊するまで実に三七五号にわたって継続発行された月刊雑誌で,はじめは久留只一が主幹で,手島益雄がこれを助けたが,久留の没したのちはほとんど手島益雄の努力によって発行された。」 (ID:1002288783))
- (2)『芸備之友』第34巻第345~347(昭和16年8~11月) [広島県立図書館(製作)] 1982. (347号 当館所蔵最新号。最終号375号は広島市立中央図書館で所蔵。 (ID:1002149423))
- (3)『広島県人名簿 昭和25年度』[広島県人会/編] 広島県東京事務所 1950.09 (手島益雄の名見えず。p.37に「手島勇雄」があるが,手島益雄との関係は不明。なお,県人名簿は,これ以前の版では昭和15年度(手島益雄/編,東京芸備社)発行のものとなっており,昭和16年度から昭和24年度の間の刊行状況は不明。 (ID:1005808777))
- キーワード
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- 手島益雄
- 照会先
- 寄与者
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- 国立国会図書館
- 利用者
- 備考
- 利用者から,「手島益雄氏の子孫に問い合わせて,昭和21年2月に亡くなったことが分かった。」との情報をいただき,『中国新聞』(マイクロ)を調べたところ,死亡広告が見付かった。
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土 人物
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000068133