レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2010/01/24 12:30
- 更新日時
- 2010/05/08 12:59
- 管理番号
- ike-099
- 質問
-
関取・猪名川が大関になった年は?
- 回答
-
関取・猪名川(1739-1800)は池田出身の相撲取です。 江戸時代、15歳のときに大坂の藤島部屋に入門し、四股名を猪名川と称しました。 人気を博した猪名川政右衛門と天満の千田川吉五郎の取組は、戯曲「関取千両幟」になりました。
猪名川は、明和6年(1769年)10月に東の関脇となり、それが彼の最高位であったようです。
1. 『池田の歴史と人物』p31-33に、猪名川政右衛門について、「明和6年(1769年)10月東の関脇となったのが彼の最高位であった」との記述があります。
2. 『大阪春秋 17』に収録されている林田良平氏の記事『関取千両幟の猪名川』p77-80の中に、「・・・更に明和五年十月西前頭筆頭に進んで・・・・翌六年十月の東関脇になったのが最高位であった。」と書かれています。(出典は雑誌「大相撲」とあります)
その他、猪名川に関しては下記資料にも記述があります。
・『池田郷土研究 第4号』:「関取千両幟猪名川政右衛門」
・『相撲の史跡5』:「大阪府の史跡>池田市」
- 回答プロセス
- 事前調査事項
-
近松半二等の戯曲「関取千両幟」で、大関になったと書かれているが、具体的な年月日がない とのこと。
- NDC
-
- 個人伝記 (289 9版)
- 参考資料
-
- 『池田の歴史と人物 昭和63年度秋講演会資料 』 池田市 1988 N216.3 B10149617
- 『大阪春秋 17』大阪春秋社 1978 N216.3/雑誌 B10097151
- 『池田郷土研究 第4号』池田郷土研究編集委員会/編 池田郷土史学会 1977 N216.3 B10090971
- 『相撲の史跡 5』相撲史跡研究会/編 相撲史跡研究会 1987 N788.1 B10045942
- キーワード
-
- 猪名川次郎吉(後改 政右衛門)
- 戯曲「関取千両幟」
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000062353