レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009/7/11
- 登録日時
- 2010/01/05 02:28
- 更新日時
- 2024/03/30 00:33
- 管理番号
- M09072313176453
- 質問
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日本の政治に「マニフェスト」がいつごろから使われ始めたのか。
- 回答
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『総理大臣の器「菅」対「小泉」マニフェスト対決』や『Q&A日本政治ハンドブック』によれば、今日の政治用語として、マニフェスト(manifesto)という言葉を使うとき、それは「政権公約」を意味しており、具体的な政策内容、財源、達成目標の明示、事後検証性をもつ。日本のこれまでのスローガン的な選挙公約と区別する意味で、あえて英語のマニフェストという言葉を使うようになったという。『マニフェスト新しい政治の潮流』によれば、日本でマニフェストの導入は、2003年1月26日の三重県四日市市で行われたシンポジウムにおいて北川正恭氏(当時の三重県知事)が初めて提唱し、同年2月に増田寛也氏(当時岩手県知事)が発表したことから始まる。提唱した北川氏の『マニフェスト進化論』『マニフェスト革命』には、マニフェストの導入から広く認識されるに至るまでの経緯が詳しく記載されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 政治史.事情 (312 9版)
- 参考資料
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- 菅直人著『総理大臣の器「菅」対「小泉」マニフェスト対決』幻冬舎 2003、240p、参照はp176-180.橋本五郎他著『Q&A日本政治ハンドブック』一芸社 2006、200p、参照はp112-115.金井辰樹『マニフェスト新しい政治の潮流』光文社新書 2003、230p、参照はp66-92.北川正恭『マニフェスト革命』ぎょうせい 2006、218p. 北川正恭『マニフェスト進化論』生産性出版 2007、211p.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2009072313155876453
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢, 高校生
- 登録番号
- 1000061556