レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008/01/05
- 登録日時
- 2008/02/02 02:11
- 更新日時
- 2024/03/30 00:32
- 管理番号
- M08010510062794
- 質問
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津田真道(つだまみち)について知りたい。
- 回答
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津山城下林田町(現津山市)出身の法学者・政治家。1829(文政12)年6月25日~1903(明治36)年9月3日。津山藩の学問所で漢学を学んだが、同時に国学にも通じる。そのほか、剣術、槍術、弓術さらには兵学を学ぶなど学問武芸に精励した。1850(嘉永3)年、江戸に遊学し、蘭学の箕作阮甫、洋式兵学の佐久間象山、伊東玄朴の象先堂に入門した。1862(文久2)年から幕命によりオランダのライデン大学に留学。フィセリング教授から国際法、統計学などを学ぶ。帰国後幕臣となり1868(明治元)年にはフィセリング教授の講義を翻訳した『泰西国法論』を刊行する。1874(明治7)年には統計学の講義を翻訳した『表紀提綱』を刊行する。1890(明治23)年参議院議員に当選、1896(明治29)年には貴族院議員に勅撰されるなど、政界でも活躍した。『津田真道全集』全2巻(みすず書房 2001年)がある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289 9版)
- 参考資料
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- 『オランダ留学生 若き日の津田真道』原三正著,歯族社,1986年. 『津田真道 研究と伝記』大久保利謙編,みすず書房,1986年. 『津田真道』津田道治編著,東京閣,1940年. 『波涛を越えて』津田真道・西周顕彰委員会,1998年. 『岡山の短歌』藤原幾太著,日本文教出版,1971年. 『岡山県歴史人物事典』山陽新聞社,1994年.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2008010510024362794
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000041489