レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007年02月05日
- 登録日時
- 2007/04/06 21:04
- 更新日時
- 2007/04/09 15:37
- 管理番号
- L06-019
- 質問
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解決
「軍事勅諭」の英訳文が見たい。
『The Meiji Japan through contemporary sources』(本学所蔵無し)
に掲載されていると思われるが、詳細不明との事。
- 回答
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『The Meiji Japan through contemporary sources』 Vol.3 p235-241掲載あり
「The Imperial Precepts to the Soldiers and Sailors, January4, 1882」
- 回答プロセス
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① 【Japanknowledge】にて「軍人勅諭」で検索。『日本大百科全書』より、
正式には「陸海軍軍人に賜はりたる勅諭(軍人勅諭)」とあり、1882年に公布された事がわかる。
また、『Encyclopedia of Japan』より、英文では「Imperial Rescript to Soldiers and Sailors」。
②上記英文タイトルでGoogle検索すると、Wikipedia等ヒットするが解説のみで本文は無し。
国立公文書館 アジア歴史資料センター、近代デジタルライブラリー検索するも、英訳文は見つからず。
※日本語本文はWeb上で全文公開あり(Wikisource等、複数)。
また、本学所蔵資料『帝国陸海軍事典』「主要法令等」にも本文記載あり。
他、アジア歴史資料センター ⇒「単行書・軍人へ直喩」1885年
近代デジタルライブラリー ⇒「軍人勅諭写」等、関連資料オンライン公開あり。
③『The Meij Japan through contemporary sources』はVol.1~3からなる。
所蔵館(奈良女子大学)へ参考調査。
勅諭が下された1882年と、英文タイトルを参考に目次をご確認頂いた。
⇒上記資料 Vol.3 p235-241に下記掲載ありとご回答頂く。
「The Imperial Precepts to the Soldiers and Sailors, January 4, 1882」
辞書で確認したタイトルと一部異なるが、ご回答頂いたタイトルの方で再度Google検索したところ、
Web上で英訳文も公開されていた。上記資料の掲載情報と併せてご案内。
- 事前調査事項
- NDC
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- 国防.軍事 (390 9版)
- 参考資料
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- 【Japanknowledge】「日本大百科全書」
- 『帝国陸海軍事典』大浜徹也、小沢郁郎編 (同成社)1995年
- 『戦後史資料集』塩田庄兵衛[ほか]編(新日本出版社)1984年
- 国立公文書館 アジア歴史資料センター http://www.jacar.go.jp/
- 国立国会図書館 近代デジタルライブラリー http://kindai.ndl.go.jp/
- キーワード
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- 軍人勅諭
- 照会先
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- 奈良女子大学
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌的事項調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 教員
- 登録番号
- 1000034374