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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000028934
提供館
(Library)
岡山県立図書館 (2110029)管理番号
(Control number)
M04102613443192
事例作成日
(Creation date)
登録日時
(Registration date)
2006年06月13日 15時46分更新日時
(Last update)
2018年03月25日 00時30分
質問
(Question)
池田利隆の生涯について知りたい
回答
(Answer)
 池田利隆は天正12年(1584)池田輝政の長男として岐阜に生まれた。母は摂津茨木城主中川清秀の娘であるが、利隆を産んだ後、体調が戻らなかったため中川家に帰っている。文禄3年(1594)父輝政は徳川家康の娘である督姫を継室に迎え、忠継、忠雄、輝澄、政綱、輝興をもうけている。  慶長5年(1600)上杉景勝征伐に従軍していた輝政、利隆親子は石田三成の叛逆の報に接し、東軍の先手として織田秀信の守る岐阜城を攻める。福島正則との先陣争いは有名な話である。関ヶ原の戦いにも参加した輝政は播磨国姫路城主として52万石を領有することになる。慶長8年(1603)利隆の弟忠継が備前国を与えられるが、まだ幼少のために利隆が備前国の国政を執った。しかし『池田家履歴略記』によれば利隆は父輝政(姫路城主)の指示を受けていたようである。  慶長10年(1605)利隆は榊原康政の娘で徳川秀忠の養女を正室に迎え、慶長12年(1607)には松平の称号を与えられた。利隆は松平武蔵守と名乗った。慶長14年(1609)備前国岡山城で利隆の嫡子光政が誕生。慶長16年(1611)には光政の弟池田恒元も岡山城で生まれている。  利隆は父輝政が亡くなる慶長18年(1613)まで備前国を治めた。輝政の死後、まもなくして幕府は安藤対馬守重信、村越茂助直吉を播磨国の利隆の許へ派遣して政務を監査した。このことによって若原右京、中村主殿が処分された。利隆は播磨国(宍栗、佐用、赤穂三郡を除く)42万石を相続し、弟忠継は備前国と播磨国三郡を領有することになった。池田家家臣団も再編成され、池田内記、池田出羽、伊木長門、日置豊前などは利隆に従い、荒尾志摩守、荒尾但馬、和田壱岐守らは忠継に付いた。  慶長19年(1614)9月、利隆は江戸城修築を行っていたが、大阪冬の陣のために急いで姫路に帰国、同年10月出陣し西宮に進んでいる。この時池田出羽、伊木長門は江戸に留め置かれた。同年11月豊臣秀頼から大坂方に味方するように誘われるが、秀頼からの書翰を京都所司代板倉勝重に差し出している。同年12月1日利隆は天満橋方面から攻撃し、戦果をあげている。 元和元年(1615)2月父輝政の継室であった良正院(督姫)と弟忠継が相次いで死去。そこで世にいう毒饅頭事件のうわさを生みだすことになる。  同年4月、利隆は大坂夏の陣のために2万の兵力で兵庫へ出陣する。今度は池田出羽、伊木長門も出陣を許されるが池田出羽は江戸と伏見に、伊木長門は江戸へ自分の子を人質として残した。池田出羽は父、之助を小牧長久手の戦いで失い、伊木長門の伊木家は元来織田信長の家臣で、豊臣秀吉との関係も浅からずということで警戒されたようである。利隆自身も夫人と二男恒元を人質として江戸に下向させた。利隆の軍勢は天満船場方面を攻撃し、多くの首級をあげている。  元和2年(1616)利隆は江戸にいたが体調をくずし、保養のために京に赴いた。しかし京の京極高知邸において33歳の生涯を閉じた。   【参考文献】  「池田家履歴略記上巻」(日本文教出版 S38)  「大日本史料第12編之16~18」(東京大学史料編纂所 S48覆刻)  「大日本史料第12編之25」(東京大学史料編纂所S49覆刻)  「吉備群書集成第4輯所収埋禮水」(吉備群書集成刊行会 S6)  「岡山県史第6巻近世Ⅰ」(岡山県 S59)  「寛政重修諸家譜第五」(続群書類従完成会 S39)
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
個人伝記  (289 9版)
参考資料
(Reference materials)
「岡山県総合文化センターニュース」No.442号、H15年11月 http://www.libnet.pref.okayama.jp/center_news/news442.pdf
「池田家履歴略記上巻」(日本文教出版,昭和38年)
「大日本史料第12編之16~18」(東京大学史料編纂所,昭和48年覆刻)
「大日本史料第12編之25」(東京大学史料編纂所,昭和49年覆刻)
「吉備群書集成第4輯所収埋禮水」(吉備群書集成刊行会,昭和6年)
「岡山県史第6巻近世Ⅰ」(岡山県,昭和59年)
「寛政重修諸家譜第五」(続群書類従完成会,昭和39年)
キーワード
(Keywords)
池田 利隆
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
M2004102613471243192
調査種別
(Type of search)
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
全年齢, 高校生, 中学生
登録番号
(Registration number)
1000028934解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
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