レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2004/02/27
- 登録日時
- 2004/12/28 02:20
- 更新日時
- 2007/03/02 19:30
- 管理番号
- 都立図事-2004002924
- 質問
-
ドイツの憲法学者で、ヒトラーの憲法顧問を務めた、オットー・ケルロイター(Otto Keleuter?)について知りたい。略歴の他、関連する資料があれば紹介してほしい。三国同盟に関わった人。昭和14年に来日し山中湖に滞在。国賓並みの待遇だった。その頃の新聞記事に名前がよく出てくる。
- 回答
-
資料1:「ケルロイター,オットー Koelreutter, Otto1883-1972 ドイツの国法学者。ミュンヘン大学教授、東京帝国大学客員教授。ハレ、イエナの各大学教授を経て、1933~49年までミュンヘン大学教授。ワイマール時代に「民族的法治国家」を主張して、ナチスを支持した。行政法専門学術誌の編集にも携わり、ナチス政権樹立後、国法学会の重鎮としての地位を築く。しかし、ナチスの法治国家が次第に破壊するのを体験し、「英独における法と裁判官」(43年)でナチスを批判した。」
資料2:「ケルロイター Otto Koellreutter」 資料1と姓の標記が異なる。略歴あり。東京帝国大学客員教授は1938~1939となっているが、日本における待遇に関する記述はなし。
資料3:p.53~180 『ドイツ指導者国家の機構』(オットー・ケルロイター著 和田小次郎訳)
資料4:p.107~160 『ナチス法治国』(オットー・ケールロイター著 大串兎代夫訳)
資料5、6には掲載なし。昭和史関係の資料7、8にも記載がなかった。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- ヨーロッパ史.西洋史 (230 9版)
- 参考資料
-
- 【資料1】 20世紀西洋人名事典 1 ア-ノ / 日外アソシエ-ツ編集部∥編 / 日外アソシエ-ツ , 1995.2 R/2803/3019/1
- 【資料2】 日本大百科全書 8 / 小学館 , 1986 DR/0310/38/8B
- 【資料3】 政治篇 第3 / 日本評論社 , 1939 ( 新独逸国家大系 第3巻 ) /3023/183/3
- 【資料4】 政治篇 第4 / 日本評論社 , 1940 ( 新独逸国家大系 第4巻 ) /3023/183/4
- 【資料5】 ナチス時代ドイツ人名事典 / ロベルト・S・ヴィストリヒ∥著 / 東洋書林 , 2002.10 R/283.4/5002/2002
- 【資料6】 Brockhaus Enzyklopdie in vierundzwanzig Bnden. 12. Bd. 19. vllig neu bearbeitete Auflage. Brockhaus, 1990. RF/0340/B86/B3-12
- 【資料7】 国史大辞典 第15巻 中 索引(人名) / 国史大辞典編集委員会∥編 / 吉川弘文館 , 1996.11 R/2103/32/15-2
- 【資料8】 昭和ニュース事典 総索引 / 昭和ニュース事典編纂委員会∥編集製作 / 毎日コミュニケーションズ , 1994.6 DR/2170/3059/9
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000013493