レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022年06月01日
- 登録日時
- 2022/12/21 13:46
- 更新日時
- 2022/12/21 13:46
- 管理番号
- 市川20220601-04
- 質問
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解決
英語の筆記体がブロック体に取って代わられ衰退した背景・経緯を知りたい。日本のほか、英語圏の状況はどうなっているのかも知りたい。
- 回答
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『世界の文字の書き方・書道1』(稲葉茂勝/著 彩流社 2015)p.28-29「英語の授業と筆記体」では日本とアメリカの状況について述べられている。
また、「朝日新聞クロスサーチ」で検索すると、1998年11月9日東京版朝刊に「筆記体なくなる」との見出しで、学習指導要領改訂で筆記体を教えなくなるという記事と、2008年3月15日夕刊には、「(教科SHOW)中学校の英語 筆記体は日本独自のもの?」という記事があり、日本の現状がわかる。
英語圏の状況については、下記の論文をウェブサイトで読むことができる。
「日米比較書字教育の研究 ―「Elementary English」における論文の考察を中心に―」(小林比出代/著 『国語科教育 39巻』全国大学国語教育学会 1992 p.107-114)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kokugoka/39/0/39_KJ00004918788/_article/-char/ja(2022/7/20確認)
「『HANDWRITING OF THE TWENTIETH CENTURY』から読み解くナショナルカリキュラム制定直前後のイギリスにおける Handwriting の教育の実状」(小林比出代/著 『信大国語教育 29号』信州大学国語教育学会 2019 p.7-18)
https://soar-ir.repo.nii.ac.jp/record/21042/files/Edukokugo-29_007.pdf (2022/7/20確認)
このほか、「hellog~英語史ブログ」(堀田隆一)に「#3714. 活字体(ブロック体)と筆記体」が掲載されている。
http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/2019-06-28-1.html(2022/7/20確認)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 音声.音韻.文字 (831 10版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000326127