レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019/06/27
- 登録日時
- 2019/07/27 00:30
- 更新日時
- 2019/08/17 16:15
- 管理番号
- 6000048382
- 質問
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解決
南蛮焼きは、ネギが入っているから「南蛮」と言うと聞いたが、ほんとうか。
- 回答
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『たべもの起源事典 日本編』(筑摩書房)p542
「なんばん(南蛮)」の項目に、「ネギ・トウガラシ・トウモロコシの別称。また、油を用いて炒めたり、揚げたりする料理のこと。室町から江戸期にかけて、東南アジアを南蛮と称し、南蛮を経て渡来したポルトガル人・スペイン人を南蛮人と呼んだ」とある。
『たべもの語源辞典』(東京堂出版)p170
「なんばん(南蛮)」の項目に、「現在、南蛮煮とか、南蛮焼というのは、みんな日本ネギを使ったものにつけている。そば屋の「かも南蛮」というのも、カモではなく鳥肉が入って、あとは、日本ネギである。ネギを南蛮とよぶのは、日本に永住している南蛮人が、健康保持のために、毎日ネギを食べていたので、南蛮とよんだのである」とある。
- 回答プロセス
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- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 『たべもの起源事典 日本編』岡田 哲/著 筑摩書房
- 『たべもの語源辞典』 清水 桂一/編 東京堂出版
- キーワード
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- 料理(リョウリ)
- 食文化(ショクブンカ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000259158