レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/10/30
- 登録日時
- 2018/12/05 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:39
- 管理番号
- M18111115090546
- 質問
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河川の堤防を強化する「アーマー・レビー工法」についての資料を探している。
- 回答
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①『洪水の水理と河道の設計法』には、「建設省土木研究所では、堤防耐越水化の重要性とその治水効果に着目し、アーマ・レビー(armor levee,耐越水堤防)の開発を行ってきた」と記述され、アーマ・レビーの機能や種々の保護工、法尻工が紹介されている。
②『図説河川堤防』では、10の越流対策を挙げ、「以上のような越流対策を実施してつくられた堤防を、アーマーレビー(耐越水型堤防)あるいは難破堤型堤防と呼ぶことがある」と記述し、構造図を掲載している。また実施例も示されている。
③『河川堤防の技術史』では、「土堤表面に保護工を設置することにより越水や浸透などのよる(原文ママ)破壊に対して抵抗力を強化した堤防をアーマレビー(鎧をかぶった堤防の意味)と呼び」と記載があり、設置目的や加古川堤防で開発設計の後、御船川、江の川に施工されたことなどが書かれている。
④『河川堤防学』には、越水による堤防決壊を防ぐための堤防での対策としてアーマーレビー(耐越水型堤防)が紹介されている。「耐越水型堤防は、堤防悦流水に対して、堤防のり尻や裏のり面、堤防天端の洗掘を防ぐように補強したものである」と記載がある。
⑤『国土建設の長期構想』では、建設省が大河川の整備方針の中で「被害を一気に増大させる原因となる破堤を防止するため、越水に強いアーマー・レビー(耐越水堤防)」等の質的強化施策を展開してきたことが記述されている。
⑥⑦「アーマー・レビーの設計、その1」「アーマー・レビーの設計、その2」には、越水対策・浸透対策に分けてアーマー・レビーの設計について記述されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 河海工学.河川工学 (517 9版)
- 参考資料
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①福岡 捷二『洪水の水理と河道の設計法』 森北出版,2005,8,436p. 参照はp.237-239.
②中島 秀雄『図説河川堤防』 技報堂出版,2003,232p. 参照はp.86-89.
③山本 晃一『河川堤防の技術史』 技報堂出版,2017,6,487p. 参照はp.304-306.
④吉川 勝秀、長瀬 迪夫『河川堤防学』 技報堂出版,2008,6,278p. 参照はp.153-154.
⑤『国土建設の長期構想』 ぎょうせい,1986,373p. 参照はp.256-257.
⑥福岡捷二、藤田光一、加賀谷均「アーマー・レビーの設計、その1」『土木技術資料』第30巻第3号,1988.3,p.139-144.
⑦久楽勝行、吉岡淳、細谷政和「アーマー・レビーの設計、その2」『土木技術資料』第30巻第3号,1988.3,p.145-150.
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①福岡 捷二『洪水の水理と河道の設計法』 森北出版,2005,8,436p. 参照はp.237-239.
- キーワード
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- 堤防
- 河川工学
- 洪水
- 治水
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2018111115005390546
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000247196