レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017/08/04
- 登録日時
- 2017/09/13 00:30
- 更新日時
- 2017/09/21 14:33
- 管理番号
- 6000035421
- 質問
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解決
日本の学校給食が始まった年代、場所、学校、理由を教えてください。
- 回答
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『現代学校教育大事典 第1巻』(ぎょうせい)p.454に「わが国の学校給食は、1889(明治22)年山形県鶴岡町の私立忠愛小学校で、経済的に恵まれない児童を対象にして昼飯給与を行ったのが起源とされている。」と載っている。
『学校教育事典』(教育出版)p.126「学校給食」の「意義・歴史」の説明に「1889(明治22)年山形県忠愛小学校で貧困救済を目的として始まったとされる。」とある。
『学校給食が子どもと地域を育てる』(自治体研究社)p.151「学校給食のあゆみ」には「山形県鶴岡町の私立忠愛小学校で、貧困児童を対象に無料給食実施。わが国初の学校給食と言われる。」とあり、『学校給食はこれでよいか』(三一書房)p.3「学校給食史」にも同様の記載があった。
- 回答プロセス
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書架にあった『事物起源新事典』(新和出版社)、『事物起源辞典 衣食住』(東京堂出版)を調べたが載っていなかった。文部科学省のウェブサイトで「学校給食」とキーワード入力してサイト内検索をすると現在の統計情報などは出てきたが歴史などの説明は見あたらなかった。インターネットで「学校給食」と入力して調べるとウィキペディアなどに1889年山形県忠愛小が始まりということが書いてあった。
再度、書架で教育関係の事典を調べると載っていた。念のため『明治ニュース事典 総索引』(毎日コミュニケーションズ)も引いてみたが「学校」の欄にそれらしい記事名は見当たらなかった。
レファ協で「学校給食」と入力して検索すると近畿大学中央図書館の事例があったので参考にした。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 『現代学校教育大事典 1』安彦 忠彦/[ほか]編集 ぎょうせい (p.454)
- 『学校教育辞典』 今野 喜清/編 教育出版 (p.126)
- 『新教育学大事典 1』 細谷 俊夫/[ほか]編 第一法規出版 (p.518)
- 『学校給食が子どもと地域を育てる』 竹下 登志成/著 自治体研究社 (p.151)
- 『学校給食はこれでよいか』 日本消費者連盟/編著 三一書房 (p.3)
- キーワード
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- 学校給食(ガッコウ キュウショク)
- 給食(キュウショク)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 庁内
- 登録番号
- 1000221837