レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016/10/20
- 登録日時
- 2017/01/12 00:30
- 更新日時
- 2017/01/12 00:30
- 管理番号
- 6001020417
- 質問
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解決
夏に咲く朝顔が秋の季語として用いられる等、季節感がずれてしまう理由が知りたい。
- 回答
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次の資料に記述がありました。
『岸本尚毅の俳句一問一答』(岸本尚毅/著 日本放送出版協会 2005.11)p22~23
季語と季節の不一致という項目に歳時記と実際の季節が合わない場合について、「田植」を例にした説明があります。
『一億人の俳句入門』(長谷川櫂/著 講談社 2005.10)p.188
季語と行事にずれが生じる理由について、「明治六年に太陽暦が採用されると、一年のはじまりが旧暦よりひと月早まった。旧暦時代には春の初めと重なっていた正月は真冬になった。(中略)こうして月のめぐりの輪と季節のめぐりの輪がひと月ずれてしまった。このずれが日本人の季節感と歳時記にいくつかの混乱をもたらしている」と説明しています。
[事例作成日:2016年10月20日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩歌 (911 8版)
- 参考資料
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- 岸本尚毅の俳句一問一答 岸本/尚毅∥著 日本放送出版協会 2005.11 (22-23)
- 一億人の俳句入門 長谷川/櫂∥著 講談社 2005.10 (188)
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌事項調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000206186