レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年11月10日
- 登録日時
- 2015/11/10 16:23
- 更新日時
- 2015/11/10 16:33
- 管理番号
- 岡崎-353
- 質問
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解決
『苦海浄土』石牟礼道子/著の本の中に出てくる以下の漢詩の書き下し文を知りたい。
~文政元年、頼山陽は水俣亀嶺峠に登った。「一嶺蟠四国。瞰視万山低。雄抜者五六。指点自不迷。桜嶽在吾後。依依未分携。阿蘇在吾面。迎笑如相徯。温出与霧嶠。俯仰東又西。何図九国秀。」~
- 回答
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国立国会図書館デジタルサービスより、
『山陽詩鈔新釈』 中村徳助 著 日進堂 明44.3 129-130コマ(2015.10.18確認)、
『山陽詩鈔註釈』 頼襄子成 [著][他] 大鐙閣 大正8 103-104コマ(2015.10.18確認)
- 回答プロセス
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頼山陽は江戸後期の漢詩人、史家。
【資料1・2】の九州巡歴の際の作品が載っているあたりを探すが、なし。
【資料3・4】などの文学碑の参考書には亀嶺峠に頼山陽の碑があることは分かるが、書き下し文はなし。
国立国会図書館リサーチナビ「日本漢詩の作品を調べる」を参考に【資料5】他にあたるが、なし。
地誌【資料6】を見ると、亀嶺峠の項に「過亀嶺臨眺諸岳」と題する詩を作り・・・とあり。
国立国会図書館デジタルサービスで詩の題で検索すると、書き下し文の載った資料が見つかった。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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菅 茶山/著 , 頼 山陽/著 , 水田 紀久〔ほか〕校注 , 菅‖茶山 , 頼‖山陽 , 水田‖紀久ほか校注. 菅茶山・頼山陽詩集. 岩波書店, 1996. (新日本古典文学大系 66)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I004455824-00 , ISBN 4002400662 (【資料1】) -
安藤英男 編 , 頼, 山陽, 1780-1832 , 安藤, 英男, 1927-1992. 頼山陽詩集. 近藤出版社, 1982. (頼山陽選集 ; 2)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001544986-00 (【資料2】) -
日外アソシエーツ , 宮澤, 康造 , 本城, 靖 , 日外アソシエーツ , 宮澤, 康造 , 本城, 靖. 近世の文人たち. 日外アソシエーツ, 2008. (日本の文学碑)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I045597026-00 , ISBN 9784816921469 (【資料3】) -
宮澤康造, 本城靖 共編 , 宮沢, 康造, 1925- , 本城, 靖, 1937-. 全国文学碑総覧 新訂増補. 日外アソシエーツ, 2006.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008410832-00 , ISBN 4816919953 (【資料4】) -
鎌田正, 米山寅太郎 著 , 鎌田, 正, 1911-2008 , 米山, 寅太郎, 1914-2007. 漢詩名句辞典. 大修館書店, 1980.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001461437-00 (【資料5】) -
日本歴史地名大系 第44巻 (熊本県の地名). 平凡社, 1985.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001793065-00 , ISBN 4582490441 (【資料6】p788)
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菅 茶山/著 , 頼 山陽/著 , 水田 紀久〔ほか〕校注 , 菅‖茶山 , 頼‖山陽 , 水田‖紀久ほか校注. 菅茶山・頼山陽詩集. 岩波書店, 1996. (新日本古典文学大系 66)
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000183458