レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/12/09
- 登録日時
- 2015/03/18 00:30
- 更新日時
- 2015/11/28 13:48
- 管理番号
- 0000001153
- 質問
-
解決
万葉集391番にでてくる「とぶさ立て」について調べたい。
- 回答
-
『枕詞の研究と釈義 新訂増補』と『枕詞の研究と釈義 増補』(福井久蔵/著)の「第四編 枕詞の釈義」に「とぶさ立て」の項目がありました。
『枕詞の研究と釈義 新訂増補』によると「萬葉三には足柄山に舟木きりと續け、十七には舟木伐るとふ能登の島山と連ねたり。とぶさ立てとは杣人が木を伐りたるとき、その梢を折りて、もとの切株の所に立て、山神を祭るをいふ。」とあります。
- 回答プロセス
-
自館OPAC、国会サーチ、サイニイで「とぶさ立て」を検索。
グーグルブックスでヒットした資料提供。
インターネットで検索すると「鳥総立」「鳥綱立」の漢字が見つかったが、これ以上は良いとのことなので、調査打ち切り。
- 事前調査事項
-
穴水町立図書館にて『佐賀大学文化教育学部研究論文集』の「万葉集391番歌の解釈と『とぶさ立て』の語義について」取寄せ済み
- NDC
-
- 日本文学 (91 9版)
- 参考資料
-
- 1 国文学年次別論文集 上代2平成21(2009)年 学術文献刊行会?編集 朋文出版 2011.6 910.4 所蔵なし。「万葉集391番歌の解釈と『とぶさ立て』の語義について」収録。
-
2 枕詞の研究と釈義 新訂増補 福井/久蔵?著 有精堂 1987.8 816.2/5 464-466p -
3 枕詞の研究と釈義 増補 福井/久蔵?著 不二書房 1933 816.3/1/3706 -
4 古代信仰と神話文学 松前/健?著 弘文堂 1988.4 162.1/53
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000169222