レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/07/20
- 登録日時
- 2015/03/14 11:54
- 更新日時
- 2015/05/12 15:01
- 管理番号
- 埼久-2014-194
- 質問
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解決
鎌倉時代の承久の乱について書かれた本を紹介してほしい。
乱以前と以降で鎌倉幕府の状況がどのように変わったかを書いているものがよい。
- 回答
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以下の資料を紹介した。
『戦乱日本の歴史 4』(小学館 1977)
p7-80 永井路子著「承久の乱」
ルポルタージュ風で読みやすい。
『日本の時代史 8』(石上英一〔ほか〕編 吉川弘文館 2003)
p63-88「三 承久の乱」あり。
乱の背景と経緯の他、乱後の朝幕関係の課題として土地制度に言及。漢字ルビ付きで読みやすい。
『鎌倉源氏三代記』(永井晋著 吉川弘文館 2010)
p193-214「承久の乱」あり。
源家将軍の消滅という観点から考察。漢字ルビ付きで表現も比較的平易。
『日本の歴史 9』(講談社 2001)
p173-230「第四章 京都朝廷と承久の乱」あり。
経過や朝幕双方の企図、乱後の社会情勢に関する考察。表現も比較的平易。
『鎌倉武士の世界』(阿部猛著 東京堂出版 1994)
p47-58「承久の乱」あり。
『新・中世王権論』(本郷和人著 新人物往来社 2004)
p103-131「第4章 承久の乱」あり。
幕府の組織体制に関する考察あり。表現も比較的平易。
『戦いの日本史』(本郷和人著 角川学芸出版 2012)
p43-70「第ニ章 後鳥羽上皇と北条義時」あり。
義時にとっての勝利の意味等に関する記述あり。表現も比較的平易。
『武力による政治の誕生』(本郷和人著 講談社 2010)
p19-45「第一章 朝廷と幕府の暴力の骨格」に、承久の乱に関する記述あり。
『敗者の日本史 6』(関幸彦企画編集 山本博文企画編集 吉川弘文館 2012)
- 回答プロセス
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自館目録を全項目〈承久の乱〉で検索しヒットした資料の確認
NDC分類〈210.1〉〈210.4〉の書架から資料を確認
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- 参考資料
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- 『戦乱日本の歴史 4』(小学館 1977)
- 『日本の時代史 8』(石上英一〔ほか〕編 吉川弘文館 2003) , ISBN 4-642-00808-X
- 『鎌倉源氏三代記』(永井晋著 吉川弘文館 2010) , ISBN 978-4-642-05699-1
- 『日本の歴史 9』(講談社 2001) , ISBN 4-06-268909-X
- 『鎌倉武士の世界』(阿部猛著 東京堂出版 1994) , ISBN 4-490-20229-6
- 『新・中世王権論』(本郷和人著 新人物往来社 2004) , ISBN 4-404-03228-5
- 『戦いの日本史』(本郷和人著 角川学芸出版 2012) , ISBN 978-4-04-703515-7
- 『武力による政治の誕生』(本郷和人著 講談社 2010) , ISBN 978-4-06-258466-1
- 『敗者の日本史 6』(関幸彦企画編集 山本博文企画編集 吉川弘文館 2012) , ISBN 978-4-642-06452-1
- キーワード
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- 承久の乱
- 日本-政治-歴史-鎌倉時代
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000168965