●色彩に関する辞典を見てみる。
『色彩用語事典』日本色彩学会/編 東京大学出版会 2003.3
p417 文学と色 執筆者は城一夫
文学において、古くから色彩は、思想、感情、情緒などの発露として、象徴的に使用されてきた…とあり、作品例に挙げられている中で、アメリカ文学はホーソンの『緋文学』とアイリッシュの『黒衣の花嫁』がある。
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『色の知識 名画の色・歴史の色・国の色』城 一夫/著 青幻舎 2010.6
p164 世界のカラーパレット アメリカの項で文学についても少し触れられている。
『色彩博物館』城 一夫/著 明現社 1994.10
p27 北アメリカの国旗
p58 肌色について マイケル・ジャクソンの話がある
p66 ハリウッド映画「紳士はブルネット娘と結婚する」
p67 ホーソン「緋文学」
p152 リーバイ・ストラウス社のブルージーンズ
p157 テネシー・ウィリアムス「欲望という名の電車」
p259~ 文学と色彩 の項 ホーソン「緋文学」(p275にもあり)
p276 黄色は欧米人にとって…
p333 たばこのピースのデザインの紺
●全項目「アメリカ」、分類757.3で検索→
『世界のパンチカラー配色見本帳 Vivid Color Palette』橋本 実千代/著 パイインターナショナル 2012.1
世界各地のカラフルな写真を集めた配色の見本帳。パンチカラーの由来や象徴性、色使いや用語も解説する。 アメリカについても言及がある。
●書名に「世界」「色彩」と入る資料を検索→
『色彩の世界地図』21世紀研究会/編 文芸春秋 2003.4
p40~ アメリカ先住民の色の世界
p131 共和党の赤シャツについての話
p163~164 イエロー・ジャーナリズム
p205~207 パープル・ハート部隊
各章の最初に、「優雅な色は?」「戦争の色は?」など色に関する世界各国を対象にしたアンケートの結果が載っており、アメリカも含まれている。(アンケートの出典は『図解世界の色彩感情事典』千々岩 英彰/編著 河出書房新社 1999.2)
『色の博物誌 世界の色彩感覚』朝日新聞社/編 朝日新聞社 1986.10
p148~ 世界の色彩事情
p153 表1 諸文化圏での嗜好順位
p154 表2 嗜好色の国際比較
p156 表3 国旗の色とその象徴的意味
●google booksで「アメリカ」「色彩」「イメージ」「文学」等で検索→
『現代アメリカ文学の女性像』小池 美佐子/編著 勁草書房 1985.6
第2章 虹色の女性像―テネシー・・ウィリアムズの心象風景―
●レファレンス協同データベースで「色」「意味」「世界」等で検索→
浜松市立中央図書館「色からイメージする人間の感情をまとめた本はありますか?」
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000155253 という事例で紹介されていた資料で市内に所蔵があり、取り寄せが可能な資料を確認する。
『サイン・シンボル大図鑑』ミランダ・ブルース=ミットフォード/著 三省堂 2010.4
p280~283 色彩
黄色のところに「帰郷」とあり、米国で戦争などから帰還した人の故郷の町に黄色いリボンを飾る慣習がある、と書かれている。