レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/10/08
- 登録日時
- 2014/11/06 00:30
- 更新日時
- 2014/12/11 17:04
- 管理番号
- 6000018782
- 質問
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解決
スポーツと体罰の関係についてわかる本はあるか。日本スポーツ界で根性や我慢が美徳とされてきたことが、体罰につながりやすい風潮を作ったのかどうかについて調べたい。
- 回答
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『スポーツ 体罰 東京オリンピック』などをご紹介した。
- 回答プロセス
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根性論に関する本をお探しとのこと、所蔵資料をキーワード「根性」で検索し、下記2冊をご提供。
『文武両道、日本になし 世界の秀才アスリートと日本のど根性スポーツマン』(早川書房)
『新「根性」論 「根性」を超えた「今どきの根性」』(毎日コミュニケーションズ)
さらに「スポーツ」×「体罰」または「我慢」で所蔵資料を検索し、内容を確認する。
『スポーツ 体罰 東京オリンピック』(日本放送出版協会)や『先生、殴らないで!学校・スポーツの体罰・暴力を考える』(かもがわ出版)、『それでも「美談」になる高校サッカーの非常識』(株式会社カンゼン)には、日本のスポーツ界における体罰・暴力と、諸外国の動向を比較した記載があり。
『スポーツの品格』(集英社)には、日本野球界の体罰や、暴力との決別についての記載があり。
これらをごらんいただいた。
また、『我慢力を育てるしつけの知恵』(海竜社)には「体罰では我慢は教えられない」の項があり、我慢することと我慢させられることの違いについての記載があり。
『スポーツ教養入門』(岩波書店)には、「スポーツの場で起きているハラスメント」の章があり、体罰を否定する理由について簡単に記載があり。
『保健体育教師になろう!』(大修館書店)には、「保健体育教師と体罰、セクハラ」の章があり、暴力的な指導の問題点についての記載があり。
こちらも参考にご紹介した。
- 事前調査事項
- NDC
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- スポーツ.体育 (780 9版)
- 参考資料
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- 『スポーツ 体罰 東京オリンピック』玉木 正之/著(NHK出版)
- 『先生、殴らないで!』桑田 真澄/[ほか]執筆(かもがわ出版)
- 『それでも「美談」になる高校サッカーの非常識』加部 究/著(カンゼン)
- 『スポーツの品格』桑田 真澄/著(集英社)
- 『新「根性」論』辻 秀一/著(毎日コミュニケーションズ)
- 『文武両道、日本になし』マーティ・キーナート/著(早川書房)
- キーワード
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- スポーツ(スポーツ)
- 体罰(タイバツ)
- 指導(シドウ)
- 暴力(ボウリョク)
- ハラスメント(ハラスメント)
- 日本(ニホン)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000161803