レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年09月12日
- 登録日時
- 2013/10/10 16:33
- 更新日時
- 2015/06/11 14:43
- 管理番号
- 掲示板-2013-014
- 質問
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「冷え切った夫婦関係が、何かのきっかけで修復されていくという小説」が読みたい。
- 回答
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『政と源』 三浦しをん著 集英社 2013.8
*つまみ簪(かんざし)職人の源二郎と元銀行員の国政をめぐる人情話の連作小説。国政は仕事一筋で家庭を顧みなかったために妻清子から愛想を尽かされ、長女のもとに引っ越しており別居状態。が、最後には完全にとまでは行かなくても関係は修復というか快方に向かい、ほろりとする感じがある。
→勧めてみたところ、「もう少し大人向けの本を」とのこと。
『ハピネス』 桐野夏生著 光文社 2013.2
*主人公は30代の若い母親。高層タワーマンションのママ友同士のドロドロした付き合いがメインの話。前半は夫不在で、ママ友には夫は海外勤務だと説明。実際にそうではあるが、ちょっとしたすれ違いや隠し事の積み重ねで、離婚すれすれの別居なのが事実。最終的には主人公夫婦はうまいこといく。「ママ友」という言葉・お付き合いに漠然とした不安や恐怖を感じるも、けっこうあっさりな読後感。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000138198