レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/03/31
- 登録日時
- 2012/12/29 02:09
- 更新日時
- 2013/05/08 16:27
- 管理番号
- 福参-0783
- 質問
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解決
なわとびはいつ頃から始まったか。
- 回答
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ハッキリと書かれた資料を見つけることはできなかったが、下記資料を紹介した。
・『江戸の子供遊び事典』中田幸平著 八坂書房 2009 P251-255
この本には次のように書かれていた。
「縄跳びはいつ頃から遊ばれるようになったのであろうか。残念ながら不明であると答えざるを得ない。江戸時代の百科事典ともいうべき『嬉遊笑覧』『守貞漫稿』にも縄跳びの記載は見当たらず、その他の諸書にもこれらの遊び記録は片鱗すら見出すことが出来ない。」
「明治学制施行後、体育教科に関連して縄跳びが紹介され、校庭から子供らの生活周辺遊戯となったものではなかろうかと思う。」
「明治以降、縄跳びは広がり現代にいたったものであるが、こうした遊びが盛んになる素地には江戸時代末にこの縄跳び遊びの芽生えがあったのではないかと憶測することもできる。」
・『遊びの大事典 [本編]』 東京書籍 1989 P311-314
この本には次のように書かれている。
「近代になって、子どもの【できばえをくらべる】身体的競技は1872(明治5)年の学制制定以後、学校における「体術」(翌1873年から「体操」)の実施によって、新しい内容の登場をみることになる。その代表的な例が「縄跳び」と「馬跳び」である。」
・『学校スポーツ』こどもくらぶ編 ほるぷ出版 2010 P36-37
・競技としてのなわとび 1996年国際ロープスキッピング連盟(FISAC フィーサック)が作られルールがまとめられた。日本では、2003年に日本ロープスキッピング連盟(JRSF)がつくられた。
・ダブルダッチ 17世紀に、ニューヨークにやってきたオランダ人によって、アメリカへもちこまれた。
1973年に競技としてのルールが制定され、翌1974年には第1回の大会が開かれた。日本では、1996年に「日本ダブルダッチ協会(JDDA)」ができ、その年の世界選手権で優勝。
・『ニュースポーツ100 2002年版』評言社 2002 P140、142
・『ワールドスポーツ大事典』PHP研究所 2007 P38-39
ダブルダッチについて掲載あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 1 江戸の子供遊び事典 中田/幸平?著 八坂書房 2009.6 384/5R/94 251-255
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2 遊びの大事典 [本編] 東京書籍 1989.6 384/5R/33-1 311-314 -
3 学校スポーツ こどもくらぶ?編 ほるぷ出版 2010.1 780/カ 36-37 競技としてのなわとび -
4 ニュースポーツ100 2002年版 2002年版?編著 評言社 2002.3 780/3R/35 140 142 ダブルダッチ、リズムなわとび -
5 ワールドスポーツ大事典 日本ワールドゲームズ協会?監修 造事務所?編集・構成 PHP研究所 2007.2 780/ワ 38-39 ダブルダッチ
- キーワード
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- スキッピング Skipping ダブルダッチ 縄こぐり
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000117740