レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/1/26
- 登録日時
- 2012/02/04 02:00
- 更新日時
- 2012/02/04 02:00
- 管理番号
- 1000000502
- 質問
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解決
屋敷内にある神屋(あしゃぎ)は敷地内のどの位置に建てるのが正しいのか知りたい。
- 回答
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『沖縄民俗辞典』(吉川弘文館 2008年)
p6-7「アシャギ」の項には「沖縄でいう離れ座敷。・・・本島北部では神をまつるための軒の低い公共的な儀礼用の小屋をいうが、本島中南部や先島では民家の付属家屋を指す」とある。
『図説 郷土のくらしと文化 上』(新星図書出版 1980年)
p183 「貫木屋の標準的平面と配置図」に「あさぎ」の記載あり。
p182 「主家に向かって右手東南側に「あさぎ」という別棟の家を建てていました。あさぎは神をまつってある場合は『神あさぎ』ともいい、また『前の家(めーぬやー)』とも呼んでいました。子どもが嫁をむかえたときや、新婚夫婦の仮住まいに使ったり、老人のいんきょに使用したりしたものです。」とある。
『沖縄・暮らしの大百科』(那覇出版社 2004年)
p332 「図15 沖縄の伝統的な住居」から「アシャギ(離れ)」の位置がわかる。
『九州・沖縄地方の住まい習俗』(恵原義盛 明玄書房 1984年)
p294 「図4 一般的な農家の屋敷配置図」に「前の屋 あしゃぎ」の記載あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 1 沖縄民俗辞典 渡邊 欣雄∥ほか編 岡野 宣勝∥編 吉川弘文館 2008.7 K38/O52/ 6-7
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2 郷土のくらしと文化-図説- 上巻 新星図書出版 1980.12 K382/KY2/1 183 -
3 沖縄・暮らしの大百科 那覇出版社∥編集 崎間 麗進∥監修 那覇出版社 2004.11 K38/O52/ 332 -
4 九州 沖縄地方の住まい習俗 恵原 義盛[ほか]∥著 明玄書房 1984.7 K383/E34/ 294
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000101069