レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008/09/19
- 登録日時
- 2010/05/22 02:00
- 更新日時
- 2011/01/29 13:21
- 管理番号
- 長野市立長野-08-022
- 質問
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解決
信州の俳諧の歴史について知りたい。特に蕉門について。
- 回答
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『芭蕉講座 第1巻 生涯と門弟』p114-116
「蕉門の形成と展開」という章があり、伊勢・大垣・尾張等の蕉門について記述あり。信州については無し。
『蕉門俳人年譜集』p283-318
「河合曾良年譜」の章あり。曾良本人のこと以外は名前が出てくる程度で手がかりになる記述なし。
『芭蕉の弟子たち 蕉門十哲の俳風と生活』
蕉門十哲について書かれており、信州についての記述は探せず。
『芭蕉と門人たち』p361-380
「蕉門俳人と関係の人物に関する解説と文献目録」より、蕉門で信州生まれの人物をピックアップ。P,370に曾良の記述はあるが、その他見つけられず。
『芭蕉探訪 東海・甲信・北陸編』p145-176
「五、芭蕉探訪-長野県」県内各地の句碑などについての記述はあるが蕉門については無し。
『近世信濃俳人・俳句全集』
近世の信濃の俳人についての解説と作品を所収。蕉門かどうか見きわめるには解説を端から読まなくてはならないが、作品についての出典や参考文献などもあり、かなり詳しい。
『芭蕉の本 5』p369-406
「蕉門名簿」(芭蕉が生存中に何らかの形で直接交渉を有した、あるいは有したと思われる門人に限って列挙)には信濃の人としては曾良だけが記載されている。
『信州ゆかりの俳人真筆集成』
時代ごとに第1期から第5期に分かれており各期ごとに概説がある。蕉風についても記されており時代を追って信濃俳壇の流れがわかる。
『総合芭蕉事典』
信州の蕉門についてのまとまった記述はないが、用語・人名・出典等詳しい。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩歌 (911)
- 参考資料
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- 『芭蕉講座 第1巻』有精堂 1982.09 <911.33シ>
- 『蕉門俳人年譜集』石川 真弘/編 前田書店 1982.01 <911.33シ>
- 『芭蕉の弟子たち』復本 一郎/編 雄山閣 1982.09 <911.33ハ>
- 『芭蕉と門人たち』楠元 六男/著 日本放送出版協会 1997.08 <B911.32ク>
- 『芭蕉探訪 東海・甲信・北陸編』清水 杏芽/著 沖積舎 1990.11 <911.32マ>
- 『近世信濃俳人・俳句全集』矢羽 勝幸/編著,田子 修一/編著 象山社 2004.12 <N913キ>
- 『芭蕉の本 5』角川書店 1977 <911.32ハ>
- 『信州ゆかりの俳人真筆集成』矢羽 勝幸/編 郷土出版社 1990 <N728シ>
- 『総合芭蕉事典』尾形 仂/〔ほか〕編集 雄山閣 1982.06 <R911.32マ>
- キーワード
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- 長野県
- 松尾芭蕉
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000067035