レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009年04月30日
- 登録日時
- 2010/02/11 10:20
- 更新日時
- 2016/10/01 10:03
- 管理番号
- 0000103232
- 質問
-
解決
外国人の見た下関攘夷戦争の記録はないか。
- 回答
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下記参考資料1~7を紹介。
資料1
『イラストレイテッド・ロンドン・ニュース』に掲載された日本に関する記事を翻訳した資料。
文久3年(1863)~元治元年(1864)の下関に関する記事が載っている。
資料2
フランス海軍士官アルフレッド・ルサン(Alfred Roussin)の著作
“Une campagne sur les côtes du Japon”(Hachette, 1866, Paris)を翻訳した資料。
資料3
イギリス外交官アーネスト・サトウの回想録。1864年の四国連合艦隊による下関砲撃の準備行動から講和締結までの記述がある。
資料4もサトウの回想録から下関砲撃部分を採録。
資料5
・「ジョン・T・カマフォードの日記」(抄)p119-122
英艦に軍医補として乗り組み来日したカマフォードの航海日誌、印象記。下関戦争に従軍した当時の記述がある。
参考資料7に掲載されたものを採録。
・「米英仏蘭連合艦隊下関砲撃に関する敵側の戦闘記事」p168-175
資料6
「参考書」として『英米仏蘭連合艦隊幕末海戦記』(アルフレッド・ルサン∥著 安藤徳器∥訳 大井征∥訳 平凡社 1930 [215.9/G 0])等をあげている。
資料7
第4集(1962.6)は下関戦争(馬関攘夷戦)特集号。
・「外国側記録による砲撃事件」阿月健治 p1-5
・「連合艦隊側から見た下関戦争-英艦軍医補の日記から-」大隈正明 p6-10
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- 参考資料
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- 1 『描かれた幕末明治』 イラストレイテッド・ロンドン・ニュ-ス∥編 雄松堂書店 1973 [Q215.8/K 4] p94,95,116-129
- 2 『フランス士官の下関海戦記』 アルフレッド・ルサン∥著 新人物往来社 1987 [Y215.9/L 7]
- 3 『一外交官の見た明治維新 上』 アーネスト・サトウ∥著 岩波書店 1968 [R215.8/N 1] p115-163
- 4 『外国人の見た日本 2』 岡田章雄∥編 筑摩書房 1961 [R302.1/J 1] p115-124
- 5 『資料幕末馬関戦争』 下関文書館∥編 三一書房 1971 [Y267/K 1] p119-122,168-175
- 6 『幕末長州藩の攘夷戦争』 古川薫∥著 中央公論社 1996 [Y215.8/M 6] p212
- 7 『郷土』 第4集 下関郷土会 [Y267/J 0] p1-10
- キーワード
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- 馬関戦争
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000063093