レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2009/09/09 16:20
- 更新日時
- 2016/07/15 11:59
- 管理番号
- 北九-2006-69
- 質問
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小倉と原爆についての碑があると聞きました。それは、どこにありますか?
小倉に原爆が投下されなかった理由を書いた資料は、ありますか?
- 回答
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中央図書館が建っている勝山公園内には、平和記念碑と長崎の鐘があり、次のように関係が刻まれています。
「この地に旧陸軍造兵廠があった。これを爆撃するため原爆を積んだ米軍機が飛来したが雲のため目標を見いだせず一転して長崎に原爆を投下した。」
この時の事を『北九州史 近代・現代』は次のように記しています。
「昭和20年8月9日午前2時49分、原子爆弾を搭載した米軍のB29「ボックスカー号」は、(中略)午前9時50分、目標地小倉上空に到達した。(中略)彼は、小倉造兵廠を目視したうえで原爆を投下すべく厳命されていた。ボックスカーは爆弾倉を開けたまま上空を旋回したが、造兵廠をとらえることはできなかった。」
今も8月9日には、勝山公園の碑前で慰霊祭が行われています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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「北九州市史 近代・現代(行政 社会)』北九州市編発行 1987年〈K211/キ/4〉(699~704頁)
『小倉と原爆』 工藤瀞也著 あらき書店発行 1997年〈K395/7〉(144~153頁)
『原爆投下問題関係参考資料』 西嶋有厚編 『原爆はこうしてつくられた』レスリー・R・グローブス著 恒文社発行
1976年 〈K559.7/グ〉(340~346頁) -
『小倉に原爆が落ちた日』朝日新聞西部本社社会部編 あらき書店発行 1983年 〈K398.113/ア〉(2頁)
『ひろば北九州 83号』 北九州都市協会編発行1992年〉(46~47頁)『ひろば北九州 134号』1997年(5頁)
朝日新聞 1982年8月5日 朝刊(シュミレーション小倉原爆)
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「北九州市史 近代・現代(行政 社会)』北九州市編発行 1987年〈K211/キ/4〉(699~704頁)
- キーワード
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- 小倉と原子爆弾
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000057799