レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008/07/25
- 登録日時
- 2009/01/23 02:12
- 更新日時
- 2009/01/27 13:17
- 管理番号
- 埼熊-2008-059
- 質問
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解決
九州地方、特に福岡県・有明海周辺の古墳について、①調査報告書はあるか、②他の地域との違い、副葬品など、特徴が書かれている資料はあるか。
- 回答
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①『下渕名子古墳群』『古内殿古墳群』などを所蔵している。
②以下の資料を紹介した。
『北部九州の古代文化』『竹原古墳』『北部九州における弥生時代墓制の研究』『考古学を知る事典』『郷土史事典 40 福岡県 改訂版』『九州の風土と歴史』『福岡県の歴史』『郷土史事典 43 熊本県』『古墳辞典 増補・新装版』『図説西日本古墳総覧』『日本の古代遺跡 34 福岡県』『福岡県の歴史』『日本古墳大辞典』
- 回答プロセス
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自館資料を検索し、該当資料を確認する。
『北部九州の古代文化』p213に「装飾古墳」、p243に「新しい土着的な墓制の出現」について記述あり。
『竹原古墳』竹原古墳(福岡県若宮市)について詳細な特徴の記述と、同地域内での比較あり。
『北部九州における弥生時代墓制の研究』北部九州の弥生時代墓制の観点から、甕棺葬・壺型土器・支石墓について特徴を解説。
『考古学を知る事典』九州北部の古墳の特徴として、p323に「横穴式石室」、p337に「装飾古墳」、p347に「石人・石馬」あり。
『郷土史事典 40 福岡県 改訂版』p16-18 「県内古墳の変遷400年」あり。
『装飾古墳が語るもの』p84-96「九州の装飾古墳」に、九州地方の装飾古墳の数と分布、文様の変遷・特色・地域色・交流・意義・実例の紹介あり。
『九州の風土と歴史』p59-62「妖しい原始美術」に、九州の装飾古墳の特徴の記述あり。北部九州地方についても記述あり。
『福岡県の歴史』p14に、豊前と筑前の古墳とその外形・内部構造・副葬品の一覧表あり。
『郷土史事典 43 熊本県』p21-29に熊本県の古墳の全般的な記述あり。
『古墳辞典 増補・新装版』日本の各古墳について解説あり。県別の古墳目次あり。p346に、「北九州地方の甕棺(かめかん)墓制」について記述あり。
『図説西日本古墳総覧』西日本のそれぞれの古墳について、解説と報告書の概要(測量図・出土品抜粋を含む)あり。p9-18「西日本古墳研究の概要」に、時代別の西日本古墳の特徴あり。
『日本の古代遺跡 34 福岡県』p248-254「筑紫君磐井と岩戸山古墳」に、八女丘陵の古墳の名称と位置、形態等が図表にあり。
『福岡県の歴史』p26-38に福岡県の古墳の全般的な記述あり。
『日本古墳大辞典』日本の各古墳について解説あり。県別の古墳索引あり。
- 事前調査事項
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『天皇家の「ふるさと」日向をゆく』(新潮社)は質問者確認済。
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- 参考資料
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- 『下渕名子古墳群』(甘木市教育委員会 1998)
- 『古内殿古墳群』(福間町教育委員会 1994)
- 『北部九州の古代文化』(森貞次郎 明文社 1976)
- 『竹原古墳』(森貞次郎 中央公論美術出版 1968)
- 『北部九州における弥生時代墓制の研究』(高木暢亮 九州大学出版会 2003)
- 『考古学を知る事典 改訂版』(熊野正也 東京堂出版 2003)
- 『郷土史事典 40 福岡県 改訂版』(昌平社 1982)
- 『装飾古墳が語るもの』(国立歴史民俗博物館 吉川弘文館 1995)
- 『九州の風土と歴史』(川添昭二 山川出版社 1977)
- 『福岡県の歴史』(平野邦雄 山川出版社 1974)
- 『郷土史事典 43 熊本県』(昌平社)
- 『古墳辞典 増補・新装版』(大塚初重 東京堂出版 1996)
- 『図説西日本古墳総覧』(大塚初重 新人物往来社 1991)
- 『日本の古代遺跡 34 福岡県』(保育社 1987)
- 『福岡県の歴史』(川添昭二 山川出版社 1997)
- 『日本古墳大辞典』(大塚初重 東京堂出版 1989)
- キーワード
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- 墳墓‐九州地方
- 福岡県-歴史
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000051054