レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007/12/23
- 登録日時
- 2008/02/02 02:12
- 更新日時
- 2024/03/30 00:32
- 管理番号
- M07122311262696
- 質問
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竹久夢二(たけひさゆめじ)について知りたい。
- 回答
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邑久郡本庄村(現瀬戸内市)出身の画家・詩人。本名は竹久茂次郎。1884(明治17)年9月16日~1934(昭和9)年9月1日。邑久高等小学校を経て、神戸中学校に入学するが中退。一家は福岡県に移るが,1901(明治34)年に単身上京し、早稲田実業に入学する。その後、専攻科に進むが中退し、挿絵画家としての道を歩む。1909(明治42)年に『夢二画集 春の巻』を刊行、人気を博す。夢二の描く女性は「夢二式」と称され、当時の若い男女を大いに魅了した。小説、詩、短歌、俳句もよくし、特に「宵待草」は名高い。1931(昭和6)年から2年ほど外遊をするが、病を得て帰国。1934(昭和9)年、肺結核のため、その生涯を閉じる。『初版本複刻竹久夢二全集』全58巻(ほるぷ出版 1985年)、『竹久夢二名作全集』全3巻(山陽新聞社 1983年)の全集のほか多数の著作がある。岡山市に夢二郷土美術館があるほか、瀬戸内市の生家は同分館として整備されている。また岡山市の後楽園門前と瀬戸内市邑久町本庄に小唄碑が、同生家近くに詩碑が建てられている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289 9版)
- 参考資料
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- 『竹久夢二と日本の文人』品川洋子著,東信堂,1995年. 『波乱万丈・恋人生 夢二ドキュメント』中右瑛著,里文出版,2003年. 『竹久夢二 抒情詩歌と歌曲作曲家たち』石田徹著,山陽印刷,1980年. 『夢二のふるさと』真田芳夫著,日本文教出版,1984年. 『竹久夢二の俳句』松岡ひでたか著,天満書房,1996年. 『岡山県歴史人物事典』山陽新聞社,1994年.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2007122311240162696
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000041533