レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008/01/19
- 登録日時
- 2008/02/02 02:11
- 更新日時
- 2024/03/30 00:32
- 管理番号
- M08011910363196
- 質問
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松村緑(まつむらみどり)について知りたい。
- 回答
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岡山市出身の近代文学研究家。1909(明治42)年1月4日~1978(昭和53)年1月18日。1932 (昭和7)年東京女子大学国語専攻部を経て、東北帝国大学法文学部国語専攻課を卒業。1938 (昭和13)年4月から東京女子大学で教職に就いて研究を続け、定年後は同大学名誉教授となった。著書『薄田泣菫』によって1958(昭和33)年にエッセイストクラブ賞を受賞した。ほかに、忘れられた「明星」の女流作家を掘り起こして紹介した『石上露子集』などがある。また、『近代女流の文学』『三木露風全集』の編集にも参画している。生涯、後進の指導と独自に選択したテーマにより近代文学の研究に尽くした。遺言により、母校東京女子大学に1000万円を寄附。大学は、「松村緑基金」と名付けている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本文学 (910 9版)
- 参考資料
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- 『評伝松村緑』黒田えみ著,詩の会・裸足,2003年. 『松村緑の人と学問』大嶋知子著,教育出版センター,1995年. 『岡山の文学アルバム』山本遺太郎著,日本文教出版,1983年. 『岡山県歴史人物事典』山陽新聞社,1994年.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2008011910385963196
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000041500