レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 1996/08/06
- 登録日時
- 2007/03/09 02:10
- 更新日時
- 2015/04/21 16:08
- 管理番号
- 埼川-1996-080
- 質問
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解決
「踊り字」についての研究・論文を探している。特に知りたいのは、①文学表現における踊り字の文体的特徴(どのような効果があるのか)②宮沢賢治の作品に多用されていることの意味の論文があるか。
- 回答
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『オノマトピア』(勁草書房)
『現代文学とオノマトペ』(小嶋孝三郎 桜楓社 1972)所収の「宮沢賢治のオノマトペ試論」があり。
『言語 1993.6 特集・オノマトペ』(大修館書店)
『現代詩読本 12 宮沢賢治』(思潮社)
『賢治奏鳴』(有精堂出版)
『詩的リズム』(大和書房)
『宮沢賢治研究Annual Vol.3』(宮沢賢治学会イーハトーブセンター)
『深層の抒情』(矢立出版)
以上の資料をを紹介する。
- 回答プロセス
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「踊り字」の意味について『国語学大辞典』『事典日本の文学』『国語学辞典』『宮沢賢治語彙辞典』などに記述なし。
擬音語・擬態語(オノマトペ)ではないかという点から探索する。
NDC分類〈814〉の棚を見ると『オノマトピア』(勁草書房)があり、p140以下に賢治についての記述あり。
また、参考文献に『現代文学とオノマトペ』(小嶋孝三郎 桜楓社 1972)があり、ここに「宮沢賢治のオノマトペ試論」が収録されている。
以上の2点の他に『言語 1993.6 特集・オノマトペ』(大修館書店)『現代詩読本 12 宮沢賢治』(思潮社)『賢治奏鳴』(有精堂出版)『詩的リズム』(大和書房)『宮沢賢治研究Annual Vol.3』(宮沢賢治学会イーハトーブセンター)『深層の抒情』(矢立出版)を紹介する。
- 事前調査事項
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「講談社国語辞典」
- NDC
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- 詩歌 (911 9版)
- 語彙 (814 9版)
- 参考資料
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- 『オノマトピア 擬音・擬態語の楽園』(筧寿雄 勁草書房 1993)
- 「宮沢賢治のオノマトペ試論」(『現代文学とオノマトペ』小嶋孝三郎 桜楓社 1972)
- 『言語 1993.6 特集・オノマトペ』(大修館書店)
- 『現代詩読本 12 宮沢賢治』(思潮社)
- 『賢治奏鳴 Essays on Miyazawa Kenji』(ジェイムズ・R.モリタ 有精堂出版 1988)
- 『詩的リズム 音数律に関するノート』(菅谷規矩雄 大和書房 1975)
- 『宮沢賢治研究Annual vol.3』(宮沢賢治学会イーハトーブセンター編集委員会 1993)
- 『深層の抒情 宮沢賢治と中原中也 宮沢賢治論叢書2』(倉橋健一 矢立出版 1992)
- キーワード
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- 宮沢 賢治(ミヤザワ ケンジ)
- 擬声語
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000033767