レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2004/08/12
- 登録日時
- 2005/02/17 02:17
- 更新日時
- 2009/05/29 12:12
- 管理番号
- 埼久-2004-026
- 質問
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未解決
東京大空襲時における上野公園での罹災状況と、同公園の利用および位置付けについて記述された資料を探している。
- 回答
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罹災状況および利用の記述は『東京大空襲戦災誌 1・3』『上野公園』『上野動物園百年史 本編・資料編』などにあるが、位置付けについて記述は確認できなかった。
- 回答プロセス
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『東京大空襲戦災誌 1』p25には「都内の67ヶ所の公園・寺院・学校などに一週間がかりで仮埋葬・・・上野公園8400体」とあり。
『東京大空襲戦災誌 3』には警視庁消防部の記録「東京空襲の被害状況」p209と、別表四として「仮埋葬地及埋葬数調(昭和20年3月15日現在)」p231があった。
『上野公園』には「大空襲にあっては・・・避難民、罹災者は公園内防空壕その他空き地に大勢避難し、公園は防災空地の役割を充分果たした」とある。
『上野動物園百年史 本編』の「あとがき」に、編纂の経緯にふれて「第二次大戦中のことについては、頼るべき公の資料がとぼしい」とあった。
なお、公園の位置付けについて記述した資料は見あたらなかったので、参考までに都立中央図および東京都公文書館を紹介する。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- 参考資料
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- 『東京大空襲戦災誌 1・3』(『東京大空襲・戦災誌』編集委員会 東京空襲を記録する会 1973)
- 『上野公園』(小林安茂 東京都公園協会 1994)
- 『上野動物園百年史 本編・資料編』(東京都恩賜上野動物園 第一法規出版 1982)
- キーワード
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- 空襲-東京大空襲-太平洋戦争-日本
- 上野公園-上野動物園-台東区-東京都-歴史
- 公園-動物園
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000020257