レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 所沢市立所沢図書館 (2310110) | 管理番号 (Control number) | 所沢新所-2020-006 | ||||||||||||||||||
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事例作成日 (Creation date) | 2018/08/01 | 登録日時 (Registration date) | 2020年10月05日 00時30分 | 更新日時 (Last update) | 2020年10月06日 09時23分 | ||||||||||||||||
質問 (Question) | たたらで使用される鞴(ふいご)の図が掲載されている資料はないか。 | ||||||||||||||||||||
回答 (Answer) | たたらで使用される鞴の図について以下の資料に掲載があります。 1.所蔵資料 〇『鍛冶道具考』 吉川金次/著 平凡社 1991年 〇『鉄の文化』 窪田蔵郎/文 稲川弘明/図絵 小峰書店 1990年 〇『日本の鉄』 窪田蔵郎/文 斎藤博之/絵 小峰書店 2004年 〇『図譜江戸時代の技術 下』 菊池俊彦/編 恒和出版 1988年 〇『鉄の文明史』 窪田蔵郎/著 雄山閣出版 1991年 〇『人はどのように鉄を作ってきたか』 永田和宏/著 講談社 2017年 〇『鉄をつくる』 大竹三郎/著 大日本図書 1981年 〇『たたら製鉄の歴史』 角田徳幸/著 吉川弘文館 2019年 〇『たたらから近代製鉄へ』 岡田広吉/責任編集 平凡社 1990年 〇『工具・器具と暮らしの文化史』 遠藤元男/著 つくばね舎 1997年 〇『ヴィジュアル史料日本職人史 1』 遠藤元男/著 雄山閣出版 1991年 〇『鉄のまほろば』 山陰中央新報社/編 山陰中央新報社 2016年 〇『たたら製鉄』 光永真一/著 吉備人出版 2003年 〇『日本大百科全書 20』 小学館 1988年 2.以下のホームページに鞴の図が記載されています。 〇『日立金属>たたらの話>ふいご(吹子、鞴)』 〇『鞴(ふいご:吹子) | 和鋼博物館』 | ||||||||||||||||||||
回答プロセス (Answering process) | 1.所蔵資料の内容確認 〇『鍛冶道具考』 吉川金次/著 平凡社 1991年 第6章 p.146~169 鞴について記載あり。 p.153 箱鞴の構造図の記載あり。ちなみに、箱鞴については鎌倉時代に編まれたとされる「東北院職人歌合」が筆者が見た限り最も古いといい、その鞴は最も古い構造のもののようである。 p.153~158 鎌倉時代に使われていたであろう箱鞴を再現した結果の構造について説明の記載あり。 〇『鉄の文化』 窪田蔵郎/文 稲川弘明/図絵 小峰書店 1990年 p.44 永代たたらの構造図の記載あり。永代たたらとは、江戸時代の中期頃に、中国地方、特に島根県・鳥取県付近の山中で完成されたもので、天秤吹子を用いる方法のこと。 〇『日本の鉄』 窪田蔵郎/文 斎藤博之/絵 小峰書店 1982年 p.56 江戸時代に用いられていた天秤吹子の実物模型と機構図および説明の記載あり。 〇『図譜江戸時代の技術 下』 菊池俊彦/編 恒和出版 1988年 p.482 風箱の図あり。 p.486~491 踏鞴の絵あり。 p.488~489 箱鞴の絵あり。 p.504 江戸時代の水戸藩で用いられた箱型ふいごの内部図の記載あり。 〇『鉄の文明史』 窪田蔵郎/著 雄山閣出版 1991年 p.220 明治期の岩手県で用いられていた天秤吹子の見取り図とその説明の記載あり。 〇『人はどのように鉄を作ってきたか』 永田和宏/著 講談社 2017年 p.134 明治時代の天秤鞴の構造図とその説明の記載あり。 p.168~169 踏鞴の構造図とその説明の記載あり。 〇『鉄をつくる』 大竹三郎/著 大日本図書 1981年 口絵p.1 カラーの天秤鞴の絵あり。 p.58 踏鞴の図あり。 p.61 天秤鞴の構造図とその説明の記載あり。 〇『たたら製鉄の歴史』 角田徳幸/著 吉川弘文館 2019年 p.58~59 天秤鞴の導入の項に天秤鞴の図あり。 p.97 高殿炉の作業に天秤鞴の絵あり。 p.101 大鍛冶場の作業に箱鞴の絵あり。 〇『たたらから近代製鉄へ』 岡田広吉/責任編集 平凡社 1990年 表紙 天秤鞴の絵あり。 p.53 天秤鞴の図あり。 p.204 高炉用吹子の図あり。 〇『工具・器具と暮らしの文化史』 遠藤元男/著 つくばね舎 1997年 p.163 箱鞴の図と写真あり。 p.164 踏鞴と箱鞴の図あり。 p.166~167 天秤鞴の図と写真と絵あり。 〇『ヴィジュアル史料日本職人史 1』 遠藤元男/著 雄山閣出版 1991年 p.62、64、73 箱鞴が描かれている絵あり。 p.72、73 板踏み鞴が描かれている絵あり。 〇『鉄のまほろば』 山陰中央新報社/編 山陰中央新報社 2016年 p.106~107 天秤鞴の模型写真あり。 p.110 天秤鞴の絵あり。 p.119 天秤鞴の模型と箱鞴の絵あり。 〇『たたら製鉄』 光永真一/著 吉備人出版 2003年 p.10 踏鞴作業の絵あり。 p.14~15 鞴の絵あり。 2.調査をしたが掲載のなかった資料は以下のとおり ×『鉄の民俗史』 窪田蔵郎/著 雄山閣出版 1991年 ×『鉄の歴史と化学』 田口勇/著 裳華房 1988年 ×『古代日本の鉄と社会』 東京工業大学製鉄史研究会/著 平凡社 1982年 ×『鉄の文化史』 新日本製鉄秘書部広報企画室/編 東洋経済新報社 1984年 ×『モノと技術の古代史 金属編』 村上恭通/編 吉川弘文館 2017年 ×『古代日本の超技術』 志村史夫/著 講談社 2012年 ×『金属と地名』 谷川健一/編 三一書房 1998年 ×『鉄のシルクロード』 窪田蔵郎/著 雄山閣 2002年 3.インターネット検索 〇『日立金属>たたらの話>ふいご(吹子、鞴)』 【 https://www.hitachi-metals.co.jp/tatara/nnp020611.htm 】 踏吹子、吹差吹子、天秤吹子の図あり。 〇『鞴(ふいご:吹子) | 和鋼博物館』 【 http://www.wakou-museum.gr.jp/spot5/ 】 踏み鞴の図や天秤鞴の構造の図あり。 4.後日調査 〇『日本大百科全書 20』 小学館 1988年 p.31 ふいご(鞴・吹子)の項目に説明と図と写真あり。 | ||||||||||||||||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | |||||||||||||||||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) |
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キーワード (Keywords) |
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照会先 (Institution or person inquired for advice) | |||||||||||||||||||||
寄与者 (Contributor) | |||||||||||||||||||||
備考 (Notes) | |||||||||||||||||||||
調査種別 (Type of search) | 文献紹介 | 内容種別 (Type of subject) | その他 | 質問者区分 (Category of questioner) | 一般 | ||||||||||||||||
登録番号 (Registration number) | 1000287874 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |