レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年04月21日
- 登録日時
- 2020/04/21 14:56
- 更新日時
- 2021/01/29 15:01
- 管理番号
- 埼久-2020-022
- 質問
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解決
ひょうたんの原産国と日本への伝来について知りたい。
- 回答
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下記の資料を紹介した。
『海のシルクロード ヒョウタンが語る古代の謎』(戸川安雄著 徳間書店 1980)
p16「ヒョウタンの原産地は、野生種のヒョウタンが多く発見される、西アフリカのニジェール川流域とする説が最も有力である。ヒョウタンはここで、野生種から栽培種となり世界中に拡散していったのであろう。」とあり。
p17 伝来を表す世界地図「ヒョウタンの道」あり。
p24「ニジェール川流域が起源であるという説も、決して専門家の意見の一致をみてはいない。インド説(デカン半島の西海岸のマラバル地方)や中米説などがある。」とあり。
『世界大百科事典 2005年改訂版 24』(平凡社 2005)
p136-137「瓢箪」に原産地について記述あり。
『日本大百科全書 19』(小学館 1988)
p771「瓢箪‐文化史」に原産地について記述あり。
『有用植物』(菅洋著 法政大学出版局 2004)
p202-203原産地と伝来について記述あり。
『海をわたった華花 ヒョウタンからアサガオまで』(人間文化研究機構国立歴史民俗博物館編 国立歴史民俗博物館 2004)
p5「福井県鳥浜貝塚から出土したココヤシやヒョウタンの果実は、暖流に乗ってたどり着いたものに違いない。」とあり。
- 回答プロセス
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1 参考図書を調査する。
2 NDC分類〈47〉の棚を確認する。
3 自館目録を〈ひょうたん〉で検索する。
4 《国立国会図書館レファレンス協同データベース》(http://crd.ndl.go.jp/reference/ 国立国会図書館)を〈ひょうたん〉で検索する。
ウェブサイト・データベースの最終アクセス日は2019年4月21日。
- 事前調査事項
- NDC
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- 植物学 (470 9版)
- 植物地理.植物誌 (472 9版)
- 蔬菜園芸 (626 9版)
- 参考資料
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- 『世界大百科事典 2005年改訂版 24』(平凡社 2005)
- 『日本大百科全書 19』(小学館 1988) , ISBN 4-09-526019-X
- 『海のシルクロード ヒョウタンが語る古代の謎』(戸川安雄著 徳間書店 1980) , ISBN 4-19-552093-2
- 『有用植物』(菅洋著 法政大学出版局 2004) , ISBN 4588211919
- 『海をわたった華花 ヒョウタンからアサガオまで』(人間文化研究機構国立歴史民俗博物館編 国立歴史民俗博物館 2004)
- キーワード
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- ヒョウタン
- ウリ科
- 果菜類
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 植物
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000280839