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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
尼崎市立地域研究史料館 (5000006)管理番号
(Control number)
172
事例作成日
(Creation date)
2019年11月22日登録日時
(Registration date)
2019年11月22日 10時37分更新日時
(Last update)
2019年11月25日 18時45分
質問
(Question)
中世尼崎城と近世尼崎城の歴代城主が誰だったのか知りたい。
回答
(Answer)
中世尼崎城は、16世紀前半に室町幕府の管領を務めた細川高国が、大物(だいもつ)の西、現在の阪神電鉄尼崎工場東端付近に築城した城であったと考えられています。如来院文書には、永正16年(1519)に高国が尼崎に築城とあり、さらに「続応仁後記」巻一(『改訂史籍集覧』第3冊通記類)には、大永6年(1526)に高国が諸将に命じて細川尹賢(ただかた)の居城を築造させたとあります。後者の記述が正しいとすれば、初期の城主は細川尹賢であったということになります。
その後高国が没落し、織田信長が入京して摂津に進出するまでの間の尼崎城の状況は不明です。
天正元年(1573)、池田氏配下の武将であった荒木村重が、信長から摂津一国の支配を任されます。村重は有岡城(現伊丹市)を居城とし、尼崎城には嫡男の村次を配しました。天正6年に信長に背いた村重は、翌天正7年9月に有岡城を出て尼崎城へと移り、天正8年には村次とともに毛利氏を頼って尾道へと逃れました。
この結果、天正8年8月、池田恒興父子が摂津支配を任されることになり、尼崎城には恒興の次男輝政が入りました。本能寺の変・山崎合戦のあとも池田父子の摂津領有と輝政の尼崎在城が続きましたが、天正11年の賤ヶ嶽の戦い後に羽柴秀吉が大坂を領有することになると、尼崎城には後に秀吉の養子となる甥の三好秀次が配されました。
秀次は天正13年閏8月に近江国43万石へと移り、秀吉の直轄地となった尼崎の城には、郡代として建部氏の親子三代(高光、光重、政長)が在城することになります。慶長20年(1615)の大坂夏の陣により豊臣氏が滅亡すると、徳川方について尼崎城を守った功により、建部政長と池田重利(政長の叔父)がそれぞれ1万石の大名に取り立てられ、引き続き尼崎城に在城しました。
元和3年(1617)7月、譜代大名で膳所(ぜぜ)藩主である戸田氏鉄(うじかね)が尼崎移封を命じられ、尼崎入りした氏鉄は翌元和4年、現尼崎市北城内・南城内の地における近世尼崎城築城を開始します。
これ以降の尼崎城主は、戸田氏、青山氏、松平氏と変遷して明治維新・廃藩を迎えることになります。近世の歴代藩主(城主)については、Web版尼崎地域史事典"apedia"に一覧表を掲載しているので、こちらを参照してみてください。

Web版尼崎地域史事典"apedia"
http://www.archives.city.amagasaki.hyogo.jp/apedia/
同「尼崎藩主」(一覧表)
http://www.archives.city.amagasaki.hyogo.jp/apedia/index.php?key=%E5%B0%BC%E5%B4%8E%E8%97%A9%E4%B8%BB&go=%E8%A1%A8%E7%A4%BA
回答プロセス
(Answering process)
1 中世・近世尼崎城の歴代城主について記す参考文献

◆『尼崎市史』第1巻 通史編古代・中世
中世尼崎城の築城等について記す。

◆『尼崎市史』第2巻 通史編近世、第5巻 史料編近世上
近世尼崎城の築城と歴代城主(尼崎藩主)について記す。史料編には藩主家の家譜等を収録する。

2 近世尼崎藩主(城主)の一覧表を掲載する文献

◆『尼崎地域史事典』/Web版尼崎地域史事典"apedia"
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
近畿地方  (216 10版)
日本の建築  (521 10版)
参考資料
(Reference materials)
尼崎市. 尼崎市史 第1巻. 尼崎市, 1966.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001084256-00  (当館請求記号 219/A/ア-1)
尼崎市. 尼崎市史 第2巻. 尼崎市, 1968.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I001271068-00  (当館請求記号 219/A/ア-2)
尼崎市. 尼崎市史 第5巻. 尼崎市, 1974.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I001271173-00  (当館請求記号 219/A/ア-5)
尼崎市立地域研究史料館編集 , 尼崎市立地域研究史料館 , 尼崎市. 尼崎地域史事典. 尼崎市, 1996-03.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000074-I000082971-00
キーワード
(Keywords)
尼崎城
尼崎藩
戸田氏鉄
建部氏
池田重利
細川高国
細川尹賢
荒木村重
荒木村次
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
郷土 人物
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000266447解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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