レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年06月03日
- 登録日時
- 2019/06/12 17:48
- 更新日時
- 2019/08/09 15:57
- 管理番号
- 579
- 質問
-
解決
古事記等に見られる「天孫降臨」の「天」はどこか。
- 回答
-
「天」の場所についての論争に関して、下記の資料を紹介した。
①『古代に真実を求めて 古田史学論集 第2集』(兵庫県立図書館請求記号:210.3/889/2)
p126~ 「天孫降臨論」 福岡県糸島郡高祖山連邦の麓へ降り立ったとする説
②『古代に真実を求めて 古田史学論集 第5集』(210.3/889/5)
p168~ 「天孫降臨の詳察」対馬海峡領域から進発し筑前日向へ降り立ったとする説
③『古代に真実を求めて 古田史学論集 第6集』(210.3/889/6)
P143~ 「天孫降臨説話」福岡県糸島半島の「ひなた」へ降り立ったとする説
④『古事記小事典 古代の真相を探る』(913.2/33)
p212~ 「天孫降臨」薩摩半島笠沙町、筑紫野日向峠等へ降り立ったとする説
- 回答プロセス
- 事前調査事項
-
天孫降臨とは、「天照大神の孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が大神の命を受けて、葦原中国(あしはらのなかつくに)を治めるために、高天原(たかまのはら)から筑紫(つくし)の日向(ひゅうが)の高千穂(たかちほ)峰に降りて来たこと。」とあります。降り立った場所の真上が「天」にあたるかどうかについての記載はありませんでした。
出典『日本国語大辞典, JapanKnowledge』
- NDC
- 参考資料
-
-
① 古田史学の会/編 , 古田史学の会. 古代に真実を求めて : 古田史学論集 第2集. 明石書店, 1998.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I010839924-00 -
② 古田史学の会/編 , 古田史学の会. 古代に真実を求めて 第5集. 明石書店, 2002. (古田史学論集)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I005116617-00 , ISBN 475031594X -
③ 古田史学の会/編 , 古田史学の会. 古代に真実を求めて 第6集. 明石書店, 2003. (古田史学論集)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I005118080-00 , ISBN 4750316970 -
④ 歴史と文学の会 編 , 歴史と文学の会. 古事記小事典 : 古代の真相を探る. 勉誠出版, 2012.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I023999616-00 , ISBN 9784585220428
-
① 古田史学の会/編 , 古田史学の会. 古代に真実を求めて : 古田史学論集 第2集. 明石書店, 1998.
- キーワード
-
- 天孫降臨
- 古事記
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000257354