レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年02月08日
- 登録日時
- 2019/04/13 11:12
- 更新日時
- 2020/08/13 16:42
- 管理番号
- 広県図2019108
- 質問
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解決
四斤山砲とはどんな大砲か,図が見たい。
- 回答
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『武器と防具 幕末編』幕末軍事史研究会/著,新紀元社,2008【559/92フ/2】
p.90-92 仏式四斤山砲
「四斤の「斤」は、尺貫法では1斤=600gを指すが、この場合は生産国のフランスに合わせ1斤=1kgを指す。つまり、榴弾の全備重量(略)が4kgであることを表している。」
p.92に四斤山砲と四斤榴弾の図あり。
このほか,巻末索引「仏式四斤山砲」より,次の記述あり。
p.203 弥助砲
「弥助砲とは、薩摩藩出身の大山巌(弥助)が(略)考案した火砲の総称である。いわゆる弥助砲は(略)十二斤綫臼砲と長四斤山砲に大別される。」
「長四斤山砲は、幕末に輸入されたフランス式の四斤山砲と同野砲の中巻をいく、独特の野戦砲である。」
『日本の大砲』竹内昭,佐山二郎/共著,出版協同社,1986【559.1/86タ】
p.69-70 四斤山砲
写真の掲載あり。
このほか,次の資料を調査したが,関連記述なし。
『世界銃砲史 下』岩堂憲人/著,国書刊行会,1995【559.1/95イ/2】
p.613-634 鎖国から幕末へ 林子平,佐藤信淵の国防論とエトロフ島事件,フェートン号事件
p.635-672 西欧砲術への覚醒 高島秋帆の軍事学と開国
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 兵器.軍事工学 (559 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 四斤山砲
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000254980