レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/03/08
- 登録日時
- 2019/03/21 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:39
- 管理番号
- M18032215490392
- 質問
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前田多門の官員履歴が知りたい。岡山県の赴任期間はどれくらいだったのか。
- 回答
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・『前田多門』(資料①)は、前田多門の一周忌に刊行された故人の著書、寄稿、追悼文をまとめた記録集である。巻末の「略年譜」にその業績とともに官員履歴(年月)の記載が含まれる。
・『戦前期日本官僚制の制度・組織・人事』(資料②)の「主要官僚の履歴」に前田多門の経歴(年月)を載せている。
・1913年6月14日「官報」(資料③)に掲載された「敍任及辭令」によれば、大正2年6月13日付の辞令で前田多門が「岡山縣理事官」に就任している。
・『岡山県政史 第1巻 総篇 上』(資料④)によれば、岡山県理事官を経て「大正二年六月二十四日内務部第三課長兼任」となり、大正2年7月9日に岡山県視学官も兼任後、大正3年4月28日に「長崎縣理事官」として転任している。
・大正2年『岡山県学事関係職員録』(資料⑤)にも、理事官として「前田多門」の記載が見えるが、大正3年版では記載がない。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 行政 (317 9版)
- 参考資料
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①前田多門『前田多門』 東京市政調査会,1963,296p. 参照はp.275-280.
②戦前期官僚制研究会『戦前期日本官僚制の制度・組織・人事』 東京大学出版会,1981,769p. 参照はp.210.
③「官報」第262号 大正2年6月14日 参照はp.393.
④岡山県『岡山県政史 第1巻 総篇 上』岡山 岡山県,1941,1295p. 参照はp.1198,1210,1216.
⑤私立岡山県教育会『岡山県学事関係職員録』岡山 私立岡山県教育会,1913,126p. 参照はp.1.
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①前田多門『前田多門』 東京市政調査会,1963,296p. 参照はp.275-280.
- キーワード
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- 前田多門
- 官僚
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2018032215410690392
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000253377