レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年08月02日
- 登録日時
- 2019/02/06 16:38
- 更新日時
- 2019/02/06 16:38
- 管理番号
- 20120802
- 質問
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解決
かちがらすの生態について知りたい。
- 回答
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かちがらすとは、カササギのことである。
「カササギ生息状況調査報告書」の2-4pに生態(分布、巣造り、産卵、習性)の記述があります。
(補足:「かちがらす」の呼び名について)
『図説 鳥類の由来辞典』p100 かちがらす(肥前)【カササギ】
"かささぎ"の肥前における方言。カササギは元来日本には生息しなかったが、豊臣秀吉の朝鮮外征の時に持ち帰ったのが、繁殖して北九州に生息するようになったといわれる。これを肥前で"かちがらす"と呼んだ。戦に勝って持ち帰ったから"勝鳥"であるとする俗説もある。
"かちがらす"の語源に関しては二説ある。一説は朝鮮語でカササギのことをカチというので、カチとカラスを組み合わせたというのである。
他の説は鳴声によるという。カササギはカチカチと鳴くので、カチと鳴くカラスというわけである。朝鮮語のカチも鳴声によるのかもしれない。
- 回答プロセス
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①「かちがらす」で検索しても出てこなかった。鳥類図鑑で正式名称を調べると「カササギ」であることが判明。
②カササギで検索すると「カササギ生息状況調査報告書」がヒットした。内容は①生態②生息状況の調査③営巣密度④落下幼鳥飼育管理法などの記述あり。
資料は平成3年発行で調査データは古かったが、生態を知りたいとのことだったので、この資料を提供した。
- 事前調査事項
- NDC
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- 鳥類 (488)
- 参考資料
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- 『カササギ生息状況調査報告書』佐賀県教育委員会/編 佐賀県教育委員会 1991.3
- キーワード
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- カササギ
- かちがらす
- 生態(せいたい)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 所蔵調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000251430