レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20170331
- 登録日時
- 2018/12/08 00:30
- 更新日時
- 2019/01/09 16:13
- 管理番号
- 20170331-20
- 質問
-
解決
佐賀市の多布施川にかかる善左衛門橋(ぜんざえもんばし・ぜんじゃあばし)についての資料はないか。(2019年1月修正追記)
- 回答
-
善左衛門橋は、明和元年(1764)7月10日伊勢町に住んでいた宇野善左衛門が私財で建設したものです。
伊勢町と多布施町を結ぶこの橋は長崎街道に当たり交通の要所でもありました。
佐賀藩では防備を理由に頑丈な石橋をつくらなかったが、善左衛門が私財で建設することを条件に許しを得た。渡り初めの費用も自身で捻出したという。宇野善左衛門は晩年出家し号を「向西」と称した。寛政13年(1801)1月4日、86歳で亡くなった。墓は多布施2丁目の西峰院にある。
(参考文献・掲載箇所、内容)
『橋の歴史とその周辺』p42 写真あり
『佐賀市の川と橋』p36 善左衛門橋(明治33.6)ぜんじゃあばし 地図、写真あり
『佐賀県近世史料 第1編第6巻』p355 下段 多布施町より伊勢町への土橋 自分より相懸けたく願い候上 石橋相懸け候末 善左衛門橋と相唱え候
『角川日本地名大辞典 41』p391 善左衛門橋の項
『ふるさと勧興』p35 善左衛門橋 橋の写真あり p36宇野善左衛門 墓の写真あり
『佐賀城下長崎街道ひとり案内』P18 善左衛門橋 写真と説明あり
『よこ道、より道、長崎街道』P33 善左衛門橋 写真と説明あり
『佐賀県大百科事典』P485 善左衛門橋 ぜんざえもんばし 写真と歴史について記載あり
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 日本 (291)
- 橋梁工学 (515)
- 参考資料
-
- 『橋の歴史とその周辺』北原 學/著 北原 學 1991.1
- 『佐賀県近世史料 第1編第6巻』佐賀県立図書館/編集 佐賀県立図書館 1998.3
- 『佐賀市の川と橋』深川 保/著 佐賀市建設部監理課 1993.2
- 『角川日本地名大辞典 41 佐賀県』「角川日本地名大辞典」編纂委員会/編 角川書店 1982.3
- 『ふるさと勧興 勧興校区の歴史と文化』佐賀市立勧興公民館 2009.1
- 『佐賀城下長崎街道ひとり案内』福岡 博/編 佐賀市商工観光課 1984.3
- 『よこ道、より道、長崎街道』福岡 博/編 佐賀市商工観光課 1997.10
- 『佐賀県大百科事典』佐賀新聞社佐賀県大百科事典編集委員会/編 佐賀新聞社 1983
- キーワード
-
- 善左衛門橋
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 佐賀県-紀行・案内記 橋梁-歴史515.02(9) 河川-佐賀市 橋梁
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000247533