レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20180824
- 登録日時
- 2018/11/13 00:30
- 更新日時
- 2019/02/25 16:21
- 管理番号
- 401000209
- 質問
-
解決
黄表紙とはどういうものか。また、黒本や青本など頭に色がつく理由が知りたい。
- 回答
-
『絵でよむ江戸のくらし風俗大事典』より、黄表紙とは「安永四年(1775)から文化三年(1806)までの32年の間に江戸で出版されたもの」、「黄色の表紙を持ち」という記載あり。
また、『江戸化物の研究』・『草双紙事典』より、名称の頭に色がつくのは、表紙の色に由来するため。
【参考】
赤本:丹色の顔料を塗布した表紙に基づく名称
黒本:表紙の色が黒色
青本:表紙の色が萌黄色
黄表紙:萌黄色の表紙の青本が次第に黄の一色となり、文学史上の区分では、安永四年から出された草双紙を黄表紙と呼ぶ
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
-
- 絵でよむ江戸のくらし風俗大事典|棚橋 正博/編著|柏書房|2004.10 (0118669860|R/210.5/タ/)
- 江戸化物の研究|アダム・カバット/著|岩波書店|2017.2 (p.26、128に記載あり 0119641603|/913.5/カ/)
- 草双紙事典|叢の会/編|東京堂出版|2006.8 (p.2、5に記載あり 0118362953|R/913.5/ソ/)
- キーワード
-
- 草双紙
- 黄表紙
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000245709