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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000210464
提供館
(Library)
紙の博物館図書室 (4210001)管理番号
(Control number)
170223002
事例作成日
(Creation date)
20170223登録日時
(Registration date)
2017年02月23日 13時44分更新日時
(Last update)
2017年02月23日 14時31分
質問
(Question)
地図で使用されている「柾判」の由来を知りたい。
回答
(Answer)
明治20年「地図払下規則」が定められ、地図の一般販売が認められるに及び、地図用紙の本格的製造が大蔵省印刷局(当時の印刷局抄紙部)で始められた。
この地図用紙の大きさは20万分1帝国図(現在の地製図)で1°と40′の経緯度を包容することを前提とし、その寸法を580×460mmと定め、これを柾判(印刷局では本判)と称した。この紙は三椏100%の手抄きで、地図用紙としては非常に優秀なものであり、当時の紙幣用紙と同質の1級品であった。
この時の大きさと名称が現在まで続いている。
回答プロセス
(Answering process)
① 当館所蔵資料を調査
 『紙の寸法規格とその制定の経緯について』(参考資料2)
  柾判の記載なし。

 『和紙文化辞典』(参考資料3)
  p306「柾紙」の項
「伊予の西条付近に産した伊予大奉書の別名。江戸千代紙の地紙として多く使われたが、数度摺りには適しないので下級品用であった。
寸法は越前の大奉書より小判で、1尺2寸5分×1尺7寸5分(37.5×52.5cm)」
  
 『大蔵省印刷局百年史』(参考資料4)には「地図用紙」についての記述なし。

② 国土地理院ホームページのQ&Aより同様の質問と回答を紹介する。
  「Q2.33:地図の大きさが「柾判」である理由と由来は?」
http://www.gsi.go.jp/kohokocho/FAQ2.html

③ 国土地理院発行『測量・地図百年史』(参考資料1)を入手し回答する。
事前調査事項
(Preliminary research)
① インターネット調査済み ② 国土地理院にも質問状を出している ③ 奉書からきているらしい
NDC
地球.天文地理学  (448 9版)
参考資料
(Reference materials)
1. 測量・地図百年史編集委員会編 , 測量・地図百年史編集委員会 , 国土地理院. 測量・地図百年史 [本文]-. 国土地理院, 1970.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000074-I000570208-00
2. 小林, 清臣. 紙の寸法規格とその制定の経緯について. 紙の博物館, 1985. 百万塔 61号 p. 24-42
3. 久米康生 著 , 久米, 康生, 1921-. 和紙文化辞典. わがみ堂, 1995.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002544905-00
4. 大蔵省印刷局. 大蔵省印刷局百年史 第3巻. 大蔵省印刷局, 1974.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001204582-00
キーワード
(Keywords)
柾判(まさばん)
地図用紙
地図
柾紙
照会先
(Institution or person inquired for advice)
国土地理院
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
国土地理院へなぜ「柾」と呼ぶか再度質問するも、『測量・地図百年史』(参考資料1)に記載された事以外は分からないとの返信あり。
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
言葉
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000210464解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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