レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年12月23日
- 登録日時
- 2016/04/30 14:47
- 更新日時
- 2017/05/13 17:30
- 管理番号
- M0219
- 質問
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解決
原田康子著の『海霧』に「オソツナイ」という地名が出てくるが、これは現在のどのあたりなのか知りたい。
- 回答
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『角川日本地名大辞典』で「オソツナイ」を引くが該当はなし。
舞台となる地方の地名で、「釧路市興津」があるため「興津」を引くと、古くは「ヲコツナイ、又ヲホツナイとも云へり」との記述があった。
『釧路歴史散歩』p.221の「興津」の項目には、「旧名オコツナイ」と記述があったが、隣接する「益浦」の項目には「旧名獺津内(おそつない)」とあった。
『角川日本地名大辞典』に戻り「益浦」を引くと、「古くはオショツナイ(おそつない)」とあった。
原田康子が釧路出身であることも踏まえ、おそらく益浦を指していると思われる。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 『釧路歴史散歩 下』釧路新書11, 佐藤尚/著, 1983. K 080/K/11 (資料コード:211956170)
- 『角川日本地名大辞1 北海道 地名編上』「角川日本地名大辞典」編さん委員会/編, 角川書店, 1987. K 290.3/N/ (資料コード:211118789)
- 『角川日本地名大辞典1 北海道 地名編下』「角川日本地名大辞典」編纂委員会/編, 角川学芸出版, 2009. K 290.3/K/1-2 (資料コード:216735914)
- キーワード
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- オソツナイ
- 獺津内
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 地名
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000191789