レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015/09/26
- 登録日時
- 2016/03/12 00:30
- 更新日時
- 2016/03/12 00:30
- 管理番号
- 6001011657
- 質問
-
解決
1920年、1921年のアメリカと日本のGDP、あるいはそれに類するデータを探しています。
- 回答
-
GDPについては見つかりませんでしたので、類するデータとしてGNPが掲載された資料を紹介します。
1.日本
『マクミラン新編世界歴史統計 2 アジア・アフリカ・大洋州歴史統計』(ブライアン・R.ミッチェル/編著 東洋書林 2002.1)当館請求記号【350.9/15N/2】 貸出できません
p.1026 GNPが掲載されていました。名目価格で1920年が15896百万円、1921年が14886百万円。
2.アメリカ
『マクミラン新編世界歴史統計 3 南北アメリカ歴史統計』(ブライアン・R.ミッチェル∥編著 東洋書林 2001.11)【350.9/15N/3】 貸出できません
p.766 GNPが掲載されていました。時価で1920年が91.5十億ドル、1921年が69.6十億ドル。
時代とともに、指標が「GNP」から「GDP」へと変遷しているようです。
『経済辞典(第5版)』(金森久雄/[ほか]編 有斐閣 2013.12)【330.3/36N】貸出できません
によるとp.407 国民総生産 Gross national product:GNP
・・・・・1990年代まで広く採用されていたが、SNA(引用者注: 国民勘定体系 Sustem of national accounts)では、生産に関して国内概念が採用されているため、日本の国民勘定統計では表章されていない。・・・・・
とのことです。
また、
内閣府「GDPとGNI(GNP)の違いについて」(2015/9/26現在)
http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/otoiawase/faq/qa14.html
「GDP(Gross Domestic Product)=“国内”総生産
GNP(Gross National Product)=“国民”総生産
※ 93SNA(引用者注: 1993年に国連が加盟各国にその導入を勧告した国民経済計算の体系の名称)の導入に伴い、GNPの概念はなくなり、同様の概念として“GNI(Gross National Income)=国民総所得”が新たに導入された。
・・・・・
以前は日本の景気を測る指標として、主としてGNPが用いられていたが、現在は国内の景気をより正確に反映する指標としてGDPが重視されている。」
とのことです。
[事例作成日:2015年9月26日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 統計 (350 8版)
- 参考資料
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- マクミラン新編世界歴史統計 2 ブライアン・R.ミッチェル∥編著 東洋書林 2002.1 (1026)
- マクミラン新編世界歴史統計 3 ブライアン・R.ミッチェル∥編著 東洋書林 2001.11 (766)
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌事項調査
- 内容種別
- 地名・地域,統計データ
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000189204