レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 釧路市中央図書館 (2310212) | 管理番号 (Control number) | M0207 | |||||
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事例作成日 (Creation date) | 2013年07月10日 | 登録日時 (Registration date) | 2016年02月12日 15時30分 | 更新日時 (Last update) | 2016年02月18日 18時45分 | |||
質問 (Question) | 太平洋シーサイドラインにエトロンベという地名があるはずだが、その場所を知りたい。エトロンベは漢字で「舳提辺」と書く。 | |||||||
回答 (Answer) | 『北海道の地名』、『角川日本地名大辞典 北海道』等、地名辞典類を調べるもエトロンベ(舳提辺)は見つからず。 太平洋シーサイドラインにあたる釧路町、厚岸町、浜中町のゼンリン住宅地図の地名を探すが見つからず。 インターネットで「舳提辺」で検索すると、難読地名としてヒットし、どうやら釧路町にある地名らしいことがわかる。 『釧路町史』の地名を取り上げた項目にも見つからず。 広報紙 釧路町の地名のはじまりについて書かれた連載「釧路町昔むかし」と釧路新聞連載の「ふるさとめぐり 釧路町の地名と歴史」で探すも記載なし。 釧路の地名について『久摺 20の話』で松本成美が書いているのを確認したところ、「三話 昆布森海岸の難読地名を訪ねて」の21ページに掲載している地図(松浦武四郎書『東西蝦夷山川地理取調図』から)にエトロツヘと読める地名を見つける。22ページに掲載の北海道釧路国全図には、コムプモイ(昆布森)の手前にエトロンベと地名が書いてあった。 平成6年国土地理院発行の昆布森の地形図(25000分の1)にエトロンベの記載なし。 『北海道 海岸線 地名めぐりの旅』194ページの昆布森で新旧地形図が載っており、明治30年製の地形図にコムプモイ(昆布森)の手前にエトロンベの記載があり、比較対象の平成7年の地形図にはエトロンベの記載がない。場所については、平成7年の地形図によるとエトロンベにあたる場所は岬なのか、燈台の地図記号があった。 ゼンリン住宅地図(釧路町)によると、地図記号の灯台は昆布森燈台だとわかる。 現在でいうと、エトロンベは昆布森燈台の場所あたりだと回答。 | |||||||
回答プロセス (Answering process) | ||||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | ||||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) |
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キーワード (Keywords) |
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照会先 (Institution or person inquired for advice) | ||||||||
寄与者 (Contributor) | ||||||||
備考 (Notes) | ||||||||
調査種別 (Type of search) | 事実調査 | 内容種別 (Type of subject) | 郷土 地名 | 質問者区分 (Category of questioner) | ||||
登録番号 (Registration number) | 1000188066 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |