レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20141103
- 登録日時
- 2015/02/22 17:06
- 更新日時
- 2015/07/04 10:30
- 管理番号
- 塩尻267
- 質問
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解決
中山道木曽街道すじにある”戸田川”という川についてのことがわかる資料を探している。今は”荒川”と呼ばれているが、戸田川と呼ばれていたこともあったのではないか。
- 回答
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【資料1】に溪斎英泉えがくところの錦絵あり。英泉による主題のついた「木曾街道蕨之驛 戸田川渡場」という一筆について編者が解説している。それによると、戸田川とは荒川の流域の別称である、という。
【資料2】に”荒川”について「総論」p.41に荒川流域の解説あり。江戸時代において、一般には荒川という名称に統一はされていなかったようであり、中山道の渡河点のある現戸田市付近については、戸田川あるいは入間川とよんでいたという。
- 回答プロセス
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【資料1】英泉による主題のついた木曾街道蕨之驛 戸田川渡場という一筆について編者が解説している。
【資料2】に荒川について、「総論」p.41に荒川流域の解説あり。
【資料3】には、資料1に同じ錦絵あり。こちらはカラーで掲載。戸田川についても解説あり。(地図と写真)
【他に確認した資料】『埼玉県の歴史散歩(歴史散歩 ; 11)』(埼玉県高等学校社会科教育研究会歴史部会 編, 山川出版社, 2006) には戸田川の記述はなかった。
- 事前調査事項
- NDC
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- 交通史.事情 (682 9版)
- 地理.地誌.紀行 (290 9版)
- 日本 (291 9版)
- 参考資料
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【資料1】中仙道 : 武州路. 三昧堂. (街道物語 ; 第2)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I000995284-00 -
【資料2】平凡社地方資料センター編集 , 平凡社地方資料センター. 埼玉県の地名. 平凡社, 1993-11. (日本歴史地名大系)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000074-I000053810-00 , ISBN 4582490115 -
【資料3】堀晃明 著 , 人文社編集部 編集 , 堀‖晃明 , 人文社. 広重・英泉の木曾街道六拾九次旅景色 : 天保国絵図で辿る. 人文社, 2001. (古地図ライブラリー ; 8)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I001779501-00 , ISBN 4795919070
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【資料1】中仙道 : 武州路. 三昧堂. (街道物語 ; 第2)
- キーワード
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- 戸田川
- 荒川
- 戸田川渡場
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査 書誌的事項調査
- 内容種別
- 地名
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000168148