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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000143047
提供館
(Library)
さいたま市立中央図書館 (2210012)管理番号
(Control number)
中央-1-00669
事例作成日
(Creation date)
2013年09月11日登録日時
(Registration date)
2014年01月07日 16時08分更新日時
(Last update)
2014年02月24日 11時04分
質問
(Question)
種子島に鉄砲をもたらした船は本当はどこへ行く予定だったのか知りたい。
回答
(Answer)
『国史大辞典 9 たか-て』(国史大辞典編集委員会/編 吉川弘文館 1988)p.906~907の「鉄砲伝来」の項によると、鉄砲伝来のいきさつについて書かれた資料に、『鉄砲記』、アントニオ=ガルワンの『世界新旧発見史』、ロドリゲス=ツールの『日本教会史』、メンデス=ピントーの『回国記』が挙げられている。

以下の資料に、『鉄砲記』やアントニオ=ガルワンの著書を紹介しており、鉄砲を伝えた船のことが書かれている。
(1)『火縄銃』 所 荘吉/著 雄山閣出版 1989
p.33~に、『新旧発見年代記』(1563)によると、アントニオ・ダ・モッタ、フランシスコ、ゼイモト、アントニオ・ベイショットの3人が中国に向かわんとした途中で大風に遭遇し、北緯32度の位置にあるジャポエス島に漂着したとある、と書かれている。


(2)『鉄炮伝来(講談社学術文庫)』 宇田川 武久/[著] 講談社 2013
p.14~に、アントニオ・ガルバンの『論述の書』(1563年 リスボン刊)によると、1542年、3人のポルトガル人がジャンク船に乗ってシャムからシナに向かう途中、暴風雨に遭って、北緯32度にある島についた。この島が富で有名なジパングのようだ、と書かれていると紹介されている。
p.25に、「王道のジャンク船は、外国側の文献によると、シャム(現タイ)からシナに航行中、暴風雨に遭遇して種子島に漂着したとある」と書かれている。

(3)『真説鉄砲伝来(平凡社新書)』 宇田川 武久/著 平凡社 2006
p.38に、天文12、3年のころ、新貢の三大船が明国に出発しようとしていたという内容が『鉄砲記』に書かれていると紹介している。

(4)『鉄砲伝来記』 平山 武章/著 八重岳書房 1969
p.14~に、第1章として「東への道」があり、船が種子島に着く前の様子が書かれている。
p.19~に、1540年10月に、デ・ファリア、メンデス・ピント、モラエス・ポラーリョの3人が生き残り、明国の俘虜として1年間大陸をひきずり回され、明国の都、北京へ護送されたことが書かれている。

(5)『逆説の日本史 9 戦国野望編』 井沢 元彦/著 小学館 2001
p.126に、アントニオ・ガルバンの『新旧大陸発見記』に、1542年に、3人のポルトガル人が、中国船(ジャンク)に乗ってリャンポー(東シナ海に面した明の港町)に向かって出航したが、台風に襲われて日本の種子島へ漂着したと書かれている、と紹介されている。
回答プロセス
(Answering process)
・書名“鉄砲伝来”で市内蔵書検索
  『真説鉄砲伝来(平凡社新書)』 宇田川 武久/著 平凡社 2006
    p.38に、天文十二、三年のころ、新貢の三大船がまさに明国に出発しようとしていた、と記載あり。
    『鉄砲記』(←鉄砲伝来についての唯一の記録とみなされているらしい)に記載があるらしい。

  『鉄炮伝来 兵器が語る近世の誕生(講談社学術文庫)』 宇田川 武久/[著] 講談社 2013
    p.14~ アントニオ・ガルバンの『論述の書』(1563年.リスボン刊)によると、1542年、三人のポルトガル人がジャンク船に乗ってシャムからシナに向かう途中、暴風雨に遭って、北緯三二度にある島についた。この島がその富で有名なジパングのようだと書かれている、との記載あり。
    p.25  王道のジャンク船は、外国側の文献によると、シャム(現・タイ)からシナに航行中、暴風雨に遭遇して種子島に漂着したとある、と記載あり。

  『鉄砲伝来記』 平山 武章/著 八重岳書房 1969
    p.14~に、船が種子島につく前の様子が書かれている。
    p.19~に、1540年10月、デ・ファリア、メンデス・ピント、モラエス・ポラーリョの3人が生き残り、明国の俘虜として1年間大陸をひきずり回され、明国の都、北京へ護送された、と記載あり。

・『国史大辞典 9 たか-て』 国史大辞典編集委員会/編 吉川弘文館 1988
   p.906~907 鉄砲伝来
           この項には、どこへ行く予定だったかは記載無し。
           いきさつが書かれた資料として、『鉄砲記』、アントニオ=ガルワンの『世界新旧発見史』、ロドリゲス=ツールの『日本教会史』、メンデス=ピントーの『回国記』が紹介されている。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
兵器.軍事工学  (559 9版)
日本史  (210 9版)
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
鉄砲
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介 事実調査
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000143047解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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