レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年10月26日
- 登録日時
- 2013/10/26 22:08
- 更新日時
- 2013/10/31 12:41
- 管理番号
- 20131026-5
- 質問
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解決
藪内流について知りたい。
- 回答
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藪内流(やぶのうちりゅう) Yahoo!百科事典[日本大百科全書(小学館)]
http://100.yahoo.co.jp/detail/%E8%97%AA%E5%86%85%E6%B5%81/ (2013/10/26確認)
茶道流派の一つ。藪内宗把(そうは)を遠祖とし武野紹鴎(たけのじょうおう)の門弟藪内紹智(じょうち)(1536―1627)を1世とし、現在の13世竹中(ちくちゆう)紹智(1936― )に至る。江戸時代を通じて西本願寺の庇護(ひご)を受けてきたため、利休(りきゅう)以前の古風な茶の形態を保つ。京都の上京(かみぎょう)に位置する三千家(せんけ)を上(かみ)流と称するのに対し、下京(しもぎょう)の藪内家を下(しも)流と称している。邸内にある織部(おりべ)好みの茶席燕庵(えんなん)をもって代表させている。・・・
藪内流 【やぶのうちりゅう】 コトバンク
世界大百科事典 第2版
やぶのうちりゅう【藪内流】
桃山時代に成立した茶道流派の一つ。藪内宗把(巴)を遠祖とし,藪内剣仲紹智(けんちゆうじようち)を1世として,12世竹風紹智の今日まで連綿として伝わる。藪内流は,京都西本願寺を背景に栄えたが,その茶法は書院風の古格を最もよく残している。千家が上京(かみぎよう)に屋敷を構えていたので,その茶道を上流(かみりゆう)と称するのに対し,下京(しもぎよう)に屋敷を持っていた藪内流の茶道は下流(しもりゆう)と称された。・・・
デジタル大辞泉
やぶのうち‐りゅう 〔‐リウ〕 【×藪内流】
茶道の分派の一。藪内宗巴を遠祖とし、その養子剣仲紹智(けんちゅうじょうち)が千利休に師事して創始。比較的古風を保つ。三千家を上流というのに対し下流という。藪内。
やぶのうちりゅう【藪内流】 国史大辞典
茶道の流派の一つ。京都上京に住した三千家を上流(かみりゅう)と称するのに対し、下京に住したので下流(しもりゅう)と称された。藪内宗把を遠祖とし、藪中斎剣仲を一世として、以後、代々紹智を称する。・・・
[参考文献]
千宗左他『茶道の源流』一、鳥居雨夕・西堀一三「京都の茶家」(『茶道』一一所収)、藪内紹春「藪内家の人々」(井口海仙・久田宗也・中村昌生編『日本の茶家』所収)
藪内家の茶
http://www.yabunouchi-ennan.or.jp/ (2013/10/26確認)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 茶道 (791 9版)
- 日本史 (210 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 茶道
- 燕庵 えんなん
- 雲脚 うんきゃく
- 藪内紹由
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000139640